【FXライター高城のFXで稼ぐ方法は勝者に訊け!】アーリス機長さん(その1)3度のFX引退と復帰の末に
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今週から、アーリス機長さんについてのコラムが始まります。
⇒アーリス機長さん(その1)3度のFX引退と復帰の末に
⇒アーリス機長さん(その2)約4000万円がほぼゼロに...
⇒アーリス機長さん(その3)最短で強制ロスカされる方法
⇒アーリス機長さん(その4)岐阜さん、JINさんを参考に
■超高学歴・港区タワマン住まいのエリート
「港区のタワーマンションに引っ越したのは2018年。家賃は30万円を超えていました。本業の収入でも、どうにか支払えるものの家賃分くらいは稼げたらいい――FXを始めたのには、そんな気持ちもあったかもしれません」
そう振り返るのは兼業投資家のアーリス機長さん。京都大学の大学院を修了し、住まいは東京都港区のタワーマンション、30万円の家賃をまかなえる高給取りのアーリス機長さんの足もとをすくったのはFXだった。
■トルコリラで1000万円のロスカット
「友人がFXを取引していると聞いたのがきっかけでした。インターネットで情報収集し、トルコリラがよさそうだとスワップ目的で買ったのが2017年9月です」
トルコリラが30円台だった時期。700万円を投入した。
「8か月ほどでスワップは300万円近くたまりましたが、トルコリラは値下がりしていくばかり。FXの仕組みもよくわかっておらず呆然と眺めているうちに強制ロスカットされ、約1000万円の損失となりました」
この経験でいったんはFXから引退したアーリス機長さんだが、半年ほどの休憩期間ののち、復帰する。
「貯金もまた増えてきて、損失を取り戻したいという気持ちがわいてきました。前回はスワップ目的で痛い目を見たので、今度はちゃんとトレードで稼げるようになろうとチャートの読み方やインジケータの見方を勉強し、デイトレードでの復帰です」
しかし、2度目の挑戦も強制ロスカットで終わった。
「当時は米ドル/円のボラティリティが小さかったため、英ポンド/円などをよく取引していたのですが、買いポジションの損切りが遅れ、下へ下へと連れていかれてしまった」
2回目の強制ロスカット、そして2回目のFX引退ともなった。
■3度目のFX挑戦で生涯収支がプラ転も...
「次に復帰したのは2020年5月。自分の悪いクセですが『なんとなく』でやってしまうところがあります。新たな学びもないままに再開して3か月間、淡々と負け続けました」
3回目のFX引退。ここまでの入金総額は約1200万円、そのうち1100万円近くを失った4か月の休憩をはさみ、口座に残された100万円強の資金で復帰したのは2020年12月だ。
「ここからしばらくは相場との相性がよかったのか、負けつつもうまくリカバリーし、損失を少しずつ挽回できました」
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2023年1月にはついに生涯収支がプラスに転じたのだが――。その後のアーリス機長さんに何が起きたのか、詳しく聞いていこう。
アーリス機長さん(その2)へ続く。
アーリス機長さんのコラムは全4回となっています。
⇒アーリス機長さん(その1)3度のFX引退と復帰の末に
⇒アーリス機長さん(その2)約4000万円がほぼゼロに...
⇒アーリス機長さん(その3)最短で強制ロスカされる方法
⇒アーリス機長さん(その4)岐阜さん、JINさんを参考に
【プロフィール】
アーリス機長( @ARLISS_FX )
兼業投資家。京都大学卒業。2017年、トルコリラへのスワップ投資でFXを始めるも強制ロスカットされFXを引退。その後、3度の引退と復帰を繰り返し、2023年には生涯収支がプラスに転じるも2024年8月5日のブラックマンデーで通算10度目の強制ロスカット。総資産20万円へ。港区のタワーマンションから郊外へと転居を余儀なくされる。現在は投資手法を見直し、8月からの3か月間で300万円ほどのプラスに。