【FXライター高城のFXで稼ぐ方法は勝者に訊け!】大学生fxさん(その2)勝てるようになった「ひと言」

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毎週金曜日にお届けします!!
今週も先週に引き続き、大学生fxさんについてです。
⇒大学生fxさん(その1)20歳・FX2年目で+1600万円
⇒大学生fxさん(その2)勝てるようになった「ひと言」
⇒大学生fxさん(その3)仲値が勝ち始めるきっかけに
⇒大学生fxさん(その4)1台のノートPCでも勝てる
■もがき続けた半年間
ジュンさんと出会ったことでスキャルピングを知り、成功への道を歩みだした大学生fxさんだが、その道程は平坦ではなかった。
「スキャルピングが『秒単位で取引するスタイル』だということはわかりましたが、どこでエントリーすればいいのかがわからないし、いつ損切りすればいいかもわからない。自己流で取引していましたが半年くらい、毎日10pipsくらいコツコツと負け続けて、正直めっちゃキツい時期でした」
それでもFXにしがみついたのはツイッターで見かけた億トレたちの存在があった。
「実際に勝っている人がいるからには運任せのギャンブルではなく〝攻略法〟があるはずだと思いました。ただ1人でやっているだけでは、それが見つけられなかった。そんなときに知ったのが『FXコレクティブ』です」
■FXコレクティブで出会った
ありがたい......! FXコレクティブはジュンさんを中心に私も運営に加わって行なっている会場型のセミナーイベント。大学生fxさんが参加してくれたのは2023年3月に開催した2回目のFXコレクティブだった。
「自分を変えたいというと大げさかもしれないですが、ジュンさんの話が聞けるし、そのくらい行かないと勝てないんじゃないかと思い、参加しました」
参加する前に大学生fxさんは自分を知ってもらうための準備もしていた。
「ツイッターをきちんと活用するようになったのもFXコレクティブに参加する直前からです。それまでは見る専(他者のツイートを見るだけの人)でしたが、自分のことをわかってもらうには発信しないと思って収支などを報告するようになりました」
■狙うのは「入って数秒で伸びるところ」
準備万端で参加したFXコレクティブ。セミナー後の懇親会では、ジュンさんを囲んで話す機会もあったのだが......。
「話せませんでした。緊張してしまって。でも、ジュンさんが名札を見て『大学生なの?』と話しかけてくれた。そこで思い切って『秒スキャで狙うのはどこですか?』と質問できました。そのときの答えが、自分の視界をクリアにしてくれたんです」
入って(エントリーして)数秒に伸びるところ――これがジュンさんの答えだった。たとえば直近高値。売り手のストップ(買いの逆指値注文)が大量に置かれていて直近高値で買えばストップが発動し「買って数秒で上がる」可能性がある。キリ番(末尾が「.00」や「.50」の節目となるレート)も同様だ。
「それからは学生で時間もあったのでチャートを見ながら『入って数秒で伸びる』ところを探しました。エントリーの根拠が『入ってすぐ伸びるところ』なら損切りの基準は『入ってすぐに伸びなかったとき』とわかって、ちょっとずつ勝てるようになってきたんです」
大学生fxさん(その3)へ続く。
大学生fxさんのコラムは全4回となっています。
⇒大学生fxさん(その1)20歳・FX2年目で+1600万円
⇒大学生fxさん(その2)勝てるようになった「ひと言」
⇒大学生fxさん(その3)仲値が勝ち始めるきっかけに
⇒大学生fxさん(その4)1台のノートPCでも勝てる
【プロフィール】
大学生fxさん
大学へ入学した直後の2022年にFXを始める。1年目は迷走し約40万円を失うも投資スタイルをスキャルピングに定めた2023年春から収支は好転。大学での勉強とトレードを両立させながら12月上旬までに約1600万円を稼ぐ。中学生時代から使うノートパソコンが今もトレードのメインマシン。2024年には就職活動も始める予定。