【FXライター高城のFXで稼ぐ方法は勝者に訊け!】CFDやってる放射線科医さん(その3)米国株の天井を見抜く
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今週も先週に引き続き、CFDやってる放射線科医さんについてです。
⇒CFDやってる放射線科医さん(その1)米株指数CFDで700万円の利益
⇒CFDやってる放射線科医さん(その2)「右側予測修行」で見つける法則性
⇒CFDやってる放射線科医さん(その3)米国株の天井を見抜く
⇒CFDやってる放射線科医さん(その4)未来は常に分岐する
■スマホだけ・チャートだけ・銘柄問わず
CFDやってる放射線科医さんが30万円での思い込みトレードを終了し、本格的に資金を再投入したのが昨年10月。500万円での再開だった。
「再開してすぐは原油やインド株指数のCFDを取引していました。チャートさえあれば銘柄はなんでもいい、というスタンスです。インド株指数の構成銘柄なんてひとつも知りません。トレードに使うのも、スマホだけです」
500万円の資金は1か月後には654万円に。さらに11月末には順調に利益を重ね、12月に目をつけたチャートが米国株指数だった。
「ダウ平均は12月時点でチャート的に天井を打った形に見えました。ただ落ち始めるタイミングをピンポイントで当てるのは難しい。このときも最初に売ったときには下がらなかったため損切りしました。『相場はすべて分析できる』と思うのは高慢ですが、ただすべてを分析しようと試みること自体は間違えではない。試みた結果、読めるところ・読めないところがあると違いが見えてくるからです」
■ダウ平均118枚の売り
売りを再開したのが12月23日。24枚、19枚と小刻みに追加していく。
「年明けまでの約10日間で合計118枚の売りを積み上げていました。タイミングを読み切るのは難しいため、エントリーはいつも分散させています。さらにダウ平均だけでなくナスダック100指数も売っていました」
ともに米国株の代表的な指数であるダウ平均とナスダック100指数だからチャート的には似た形となる。このショートポジションを決済したのは1月下旬。数日後に控えたFOMCではテーパリングの加速が見込まれ、株価が急落していたときだ。
「FOMCを通過すれば大底を打つのでは、との見方が広まっていましたが、それを意識したわけではなく、チャートに従っただけです。『FOMCで大底』との見方があるなら、それはチャートに織り込まれるはず。つまり広い意味ではチャートを見ていればファンダメンタルズも見ていることになります」
■1銘柄で300万円を超える利益に
FOMC2日前、放射線科医さんが米国株指数の売りポジションの大半を手仕舞った日、米国株は目先の大底をつけた。
※クリックで拡大します
ダウ平均の売りで稼いだ金額は約300万円。1月の利益は700万円を超え、「トレードアイランド」では月間収益額26位となった。
CFDやってる放射線科医さん(その4)へ続く。
CFDやってる放射線科医さんのコラムは全4回となっています。
⇒CFDやってる放射線科医さん(その1)米株指数CFDで700万円の利益
⇒CFDやってる放射線科医さん(その2)「右側予測修行」で見つける法則性
⇒CFDやってる放射線科医さん(その3)米国株の天井を見抜く
⇒CFDやってる放射線科医さん(その4)未来は常に分岐する
【プロフィール】
CFDやってる放射線科医さん
6年前、研修医時代に日本株などへの投資を始める。資金を減らし続けたため、資金を減らしながらも高額だと思い込ませてメンタルに負荷をかける「思い込みトレード」で修行。2年間、実力を磨いた末に500万円の資金で本格的なトレードへ復帰する。トレードアイランドの2021年収益額ランキングでは年間249位に。