【FXライター高城のFXで稼ぐ方法は勝者に訊け!】Akiさん(その4)取材中に1000万円!
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毎週金曜日にお届けします!!
今週は、Akiさんについて最終回です。
⇒Akiさん(その1)1億円の損切りが話題に
⇒Akiさん(その2)トレードの「土台」を築く
⇒Akiさん(その3)いちばん信頼するのはIMM
⇒Akiさん(その4)取材中に1000万円!
■IMMと移動平均乖離幅でのトレード
IMMポジションが極端な偏りを見せたときは、移動平均線からの乖離幅がトリガーだ。
「今年8月も同じことを意識していました。5月はIMMで売りポジションがたまり、25日移動平均線から6円近く乖離していました。買いで入る場面です。ただ、あのときはツイッターに慣れておらず、人の意見が耳に入ったことで自分の判断がブレてしまいました」
その結果、1.1億円超の損切りとなったが、すぐさま買いポジションを取り直して、損失を取り戻している。
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■トレンドラインに付け足す2本のライン
「トレンドラインの平行線もよく使っています。それで見ても、ローソク足が平行線にぶつかっており、反発のタイミングを示していました」
IMMだけを目安にしていてはトレードチャンスが少ない。トレンドラインと、その平行線、さらに2本の中間に引いたセンターラインも目安になる。
「センターラインから乖離し、トレンドラインや平行線にタッチしたら反発を予想してエントリー。センターライン手前で利益確定といったトレードをすることも多いんです。日足や4時間足でよく使う自分の鉄板手法ですが、足の種類やポジションの保有期間を問わず使えると思います」
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■トレードに利用するのはタブレットとスマホのみ
そう言ってiPadでラインを引いていくAkiさん。普段のトレードでもiPhoneがメインツールだ。
「株のときは4枚のモニターを使っていましたが、今は発注用とチャート用、2台のiPhoneだけ。自宅にいるときも同じです。自分の能力だと4通貨ペアくらいが限界ですし、それならたくさんのモニターもいらないし、これだけで充分なんです」
リスク管理についてはどう考えているのだろうか。
「損切りはもちろん置いていますが、基本的にはコツコツドカンです。損切りは大きいですが、その代わり勝率が9割以上。移動平均線からの乖離やトレンドラインとその平行線などを目安に、安いところを買う・高いところを売ることを徹底していれば、最悪でも逃げるチャンスは多い。それでも、『絶対に超えてはいけないライン』を想定し、そこに損切りを置いておきます」
損切りは大きめになるが、トータルで利益を残す戦略だ。
「ただ、このやり方が万人に通用するとは思いません。勝率8割だと収支がトントンか、損失になるかもしれないし、自分だからできるやり方かもしれないとも思います。もうひとつはレバレッジの管理ですね。負けている人の多くはレバが高すぎます」
■取材中にも1000万円の利益......!
「勝ちたければレバを抑えるべき」と、Akiさんは続ける。
「7円幅で利益確定、7円幅で損切りする場合、単純に考えると勝率は50%です。しかし、レバ15倍で取引すると、7円幅の含み損に耐えられず、途中でロスカットされてしまうため、勝率は50%よりも低くなってしまいます。レバは5倍もあれば充分です」
しかし、ツイッターで公開されているAkiさんのトレードはハイレバな場合も見受けられる。
「ツイッターでは"魅せるトレード"を意識してしまう自分もいます。ただ、この口座の資金が1億円を切らなければ、自分の将来設計に大きな支障はない。フォロワーさんが楽しみながら、自身のトレードに役立ててくれたら嬉しいですね」
ツイッターを通じてFXの真髄を疑似体験させてくれるAkiさん。じつは、この取材中にも眼の前でエントリーし、1000万円の利益を叩き出していた。そのやり方、ぜひ参考に!
Akiさんのコラムは全4回となっています。
⇒Akiさん(その1)1億円の損切りが話題に
⇒Akiさん(その2)トレードの「土台」を築く
⇒Akiさん(その3)いちばん信頼するのはIMM
⇒Akiさん(その4)取材中に1000万円!
【プロフィール】
Akiさん
FX歴10年。日本トップクラスのカリスマ家庭教師として活躍する一方、FXでは2018年1月から10月だけで4億円を超える収益をあげる。今年から本格的に運用を始めたツイッターではトレード履歴を頻繁に公開し、億を超える損切りや利益確定で一躍話題のトレーダーに。5~10pips程度を狙っていくスキャルピングと、移動平均線やIMMポジションを利用したスウィングトレードを得意とする。