【FXライター高城のFXで稼ぐ方法は勝者に訊け!】はんさん(その1)社会不適合は株、アフィリエイト、FX
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今週から、はんさんについてのコラムが始まります。
⇒はんさん(その1)社会不適合は株、アフィリエイト、FX
⇒はんさん(その2)秒スキャの「神様」との出会い
⇒はんさん(その3)勝率や損益率をどう使うか
⇒はんさん(その4)取引環境
■社会不適合者の不安すぎる退職
「僕は社会不適合組なんですよね。陽キャではあるんですけど、毎日会社に行って働くなんて僕にはムリ。家で稼ぐ手段といえば株かアフィリエイトかFXか――」
そう振り返るのは、資金25万円から1年5か月で3400万円を稼いだ兼業トレーダーのはんさん。Xやブログ、それに24時すぎから配信するYouTubeライブなどを通じて積極的に情報を発信するトレーダーだ。
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「FXを始めたのは2010年でした。新卒で証券会社に入ったんですが、もともと『ある程度のお金が貯まるまで』と思っていたので、2年半で退職。FXを始めました」
証券会社では支店に配属されたため、ディーラー経験があるわけではないし、個人でのFXも禁止されていた。経験値ゼロでの退職。専業トレーダー......と言えるのだろうか。
「最初は負けまくりましたし、失業保険で食いつなぎながらトレードもしていたというのが実態です。株を選ばなかった理由? 資金面です。当時はまだ200倍、400倍といったレバレッジで取引できたので、少ない資金でもすぐできるのがFXでした」
不安な船出だったが、はんさんは本気だった。
■とち狂ったように検証
「当時はとち狂ったかのように検証していました。MACDやストキャスティクス、RSI、RCI――。いろんなインジケータを検証し、ノートに手書きで記録していきました。一目均衡表以外のほとんどのインジケータを検証しました」
その結果は――。
「結論は『インジケータだけをトリガーにしても勝てない』。MACDなどを使ってデイトレードというか、今でいう『分スキャ』(分単位でのスキャルピング)のようなことをしていましたが、裁量を入れないと勝てないし、裁量を入れれば収益はブレる。100万円近く勝てる月もあれば、マイナスの月もあり、浮き沈みが激しく安定しない。『FXで稼ぐのはこんなにキツイのか』と痛感しました」
■アフィリエイトの成功でFXと距離をおく
「社会不適合者でも食っていける手段」としてFXとともに注目していたアフィリエイトにも、はんさんは手を伸ばしていく。
「たまに誤解されるのですがFXの口座開設アフィリエイトではありません。それだと初心者に突き刺さるコンテンツでないとムリだと思っていました。FXブログを始めたところで、すでに口座を持っている人しか来ないからです。そのため始めたのはFXとは関係のない物販のアフィリエイト。これがFX以上に稼げたんです」
収益が安定しないFXと違ってアフィリエイトはやればやるほど収益が拡大したという。
「いろんな分野へと手を伸ばしていき、FXからはだんだん離れていきました。たまにチャートを見たときに、いい形だからやろうなか、という程度で、それもポジションを取ったら飲みに行ってしまうような適当な感じでした」
アフィリエイトに熱中しFXとは距離をおいていたはんさんが帰ってきたのは2020年のことだった。
はんさん(その2)へ続く。
はんさんのコラムは全4回となっています。
⇒はんさん(その1)社会不適合は株、アフィリエイト、FX
⇒はんさん(その2)秒スキャの「神様」との出会い
⇒はんさん(その3)勝率や損益率をどう使うか
⇒はんさん(その4)取引環境
【プロフィール】
はんさん
兼業トレーダー。2010年に証券会社を退職しFXを開始。一時、FXから距離をおくも2020年から再開する。2021年からスキャルピングに取引スタイルを転換し、現在までに約3400万円を稼ぐ。XやYouTubeなどを通じた情報発信にも積極的で、24時すぎからのYouTubeライブにはトレーダーが集結する。