【FXライター高城のFXで稼ぐ方法は勝者に訊け!】DLifeさん(その1)「買い豚FX」で億目前の兼業トレーダー
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今週から、DLifeさんについてのコラムが始まります。
⇒DLifeさん(その1)「買い豚FX」で億目前の兼業トレーダー
⇒DLifeさん(その2)大局観が合ってれば負けない
⇒DLifeさん(その3)「レバ20倍」が心地いい
⇒DLifeさん(その4)「頭のネジ」を外さないと勝てない
■ロスカットアラートで通知欄が埋まる
200万円足らずの元手でFXを始めて5年、億の大台に手をかけている兼業のスイングトレーダー。スマホの通知欄を埋めるのは損切り注文の約定通知か、追加入金を迫るアラート――。
そんな経歴から想像するトレーダー像をいい意味で裏切ってくれたのは、DLifeさんだ。
「もともとは外貨預金くらいのつもりで積立型のFXを始めました。レバレッジはむしろ嫌っていましたが、レバレッジ3倍くらいならいいか、と。今考えると、何をいってるんだという感じですけど(笑)」
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■1日で100万円が動くハイリスク取引
DLifeさんはGMOフィナンシャルホールディングスの「トレードアイランド(以下:トレアイ)」にも登録している。トレアイを見ればわかるように今でこそ1日で損益が100万円ブレることも珍しくないDLifeさんだが、当初の目論見は堅実そのものだった。
「ところが直後にコロナ禍で円高が進み、積み立てていた豪ドル/円がロスカットされてしまった。豪ドル/円で負けたので豪ドル/円で取り返そうと感情優先トレードで負けまくりました。豪ドルばかりトレードし、損切りしては入金しての繰り返しだった記憶があります」
在宅勤務だったことからトレードしやすい環境だったことも災いした。積立FXでは20万円の損失だったが、入金額は約170万円まで膨れ上がっていた。
■「目線を買いに固定」&ハイレバのスイングトレード
株の経験はあったものの、FXは初心者だったDLifeさん。なにを参考にしてトレードを始めたのだろうか。
「まったく何も見ていないです。独学で始めました。本も買っていないし、ブログも読んでいない。YouTubeはやっと最近、見るようになったくらいです」
そのためか、できあがったのは独特なトレードスタイルだ。
「トレードするのは米ドル/円、ユーロ/円、英ポンド/円、豪ドル/円だけ。それも買いで入ることがほとんどです。去年(2023年)は介入期待で何度か売ったことがありますが、今年はたしかまだ売っていないはずです」
取引するのは米ドル/円、クロス円のみ。そのほとんどが買いでのエントリーだが、スワップ目当ての中長期投資ではない。DLifeさんは目線を買いに固定したスイングトレードで1億円近い金額を稼いできた。
目線を固定するメリットや短期間で大きな利益を稼げた理由など、次回詳しく聞いていこう。
DLifeさん(その2)へ続く。
DLifeさんのコラムは全4回となっています。
⇒DLifeさん(その1)「買い豚FX」で億目前の兼業トレーダー
⇒DLifeさん(その2)大局観が合ってれば負けない
⇒DLifeさん(その3)「レバ20倍」が心地いい
⇒DLifeさん(その4)「頭のネジ」を外さないと勝てない
【プロフィール】
DLifeさん
アラフォー。IT企業に勤める兼業トレーダー。2019年に積立サービスでFXを始めるもコロナ禍で損切りに。その後、裁量取引へ転向する。米ドル/円やクロス円の買いに特化したレバ20倍超えのハイレバ・スイングトレードで、24年3月までに9000万円以上の利益をあげる。GMOフィナンシャルホールディングスのトレードアイランドにも参加中。