【FXライター高城のFXで稼ぐ方法は勝者に訊け!】DLifeさん(その3)「レバ20倍」が心地いい
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今週は先週に引き続き、DLifeさんについてです。
⇒DLifeさん(その1)「買い豚FX」で億目前の兼業トレーダー
⇒DLifeさん(その2)大局観が合ってれば負けない
⇒DLifeさん(その3)「レバ20倍」が心地いい
⇒DLifeさん(その4)「頭のネジ」を外さないと勝てない
■円安の進行とともに積み上げた100万通貨
スワップをもらいながら上がったら利益確定、下がったら買い直すといったシンプルな取引で利益を積み重ねているうちに始まったのが2022年の円安トレンドだ。
「2021年7月くらいから買いポジションをずっと握っていました。円安とともに証拠金余力が増えるたびに買い増し。合計100万通貨以上になっていました。」
円売りポジションを構築し、円安で余力が増せばポジションを増やしていくのがDLifeさんの特徴だ。そのまま円安が進んでくれれば、利益は加速度的に増えていく。
■レバレッジは20倍以上が常態
平均110円台の買いポジション100万通貨は130円台へ。含み益は2000万円を超えた。
「ただ8月ころになると円安が小休止し、1円、2円と下がっていきました。1円下がると含み益が100万円以上減る。さすがに耐えられず、約18円の利幅で全決済しました。」
このポジションは1800万円の利益となった。含み益でポジションを積み増していくことで利益も大きくなった。
「証拠金は合計ポジションの大きさを見ながら、3円くらい下がっても耐えられる程度の余力は残すようにしています。レバレッジでいえば20倍くらい。23倍を超えると買い増しを控えます。」
レバレッジは20倍を超えることがほとんど。スイングトレードにしてはかなり高い。
■「アラート対策資金」でロスカットを回避
「アラートの通知が来ることも日常茶飯事です。そんなときは入金してしのぎ、相場が落ち着いたらアラート対策の資金は抜きます。そのまま口座に入れておくと、買い増してしまうので(笑)」
約1800万円の利益確定後、円安トレンドが再開する。
「8月以降、再び買っていきました。値ごろ感です(笑)。今日は雇用統計が発表される、という日でも買って指標ギャンブルのようなトレードもしていました。経済指標の発表に合わせて風呂に入るんです。発表でドーンと動いて評価損益が激しく動く。それがプラスでもマイナスでも面白いですよね。脳汁が出ます(笑)。」
■損失額を基準に逆指値を発注
ところが9月、そして10月と為替介入が襲う。
「10月の介入は会社の飲み会の帰りで気が付きました。あきらかに尋常ではない下げ方で介入であることは明らかでしたが、リバウンドするだろうと損切りはしませんでした。11月にやっと損切りし、800万円ほどの損失になりました。」
DLifeさんが本格的にFXを始めてから月次損益がマイナスになったのは、このときが初めてだった。
「今は『これよりも下がったら危ない』というところで逆指値を入れるようにしています。本来はチャートポイントで発注するポイントを決めるのでしょうが、私はチャートが読めない。そのため資金管理上、これより損失がふくらんだらまずいというレートで逆指値を発注しています。」
DLifeさん(その4)へ続く。
DLifeさんのコラムは全4回となっています。
⇒DLifeさん(その1)「買い豚FX」で億目前の兼業トレーダー
⇒DLifeさん(その2)大局観が合ってれば負けない
⇒DLifeさん(その3)「レバ20倍」が心地いい
⇒DLifeさん(その4)「頭のネジ」を外さないと勝てない
【プロフィール】
DLifeさん
アラフォー。IT企業に勤める兼業トレーダー。2019年に積立サービスでFXを始めるもコロナ禍で損切りに。その後、裁量取引へ転向する。米ドル/円やクロス円の買いに特化したレバ20倍超えのハイレバ・スイングトレードで、24年3月までに9000万円以上の利益をあげる。GMOフィナンシャルホールディングスのトレードアイランドにも参加中。