【FXライター高城のFXで稼ぐ方法は勝者に訊け!】Gomatarou(ゴマ)さん(その3)ゴマさんのトレード環境
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今週は先週に引き続き、Gomatarou(ゴマ)さんについてです。
⇒Gomatarou(ゴマ)さん(その1)生涯損益35億円!
⇒Gomatarou(ゴマ)さん(その2)「高く買って・高く売る」が基本
⇒Gomatarou(ゴマ)さん(その3)ゴマさんのトレード環境
⇒Gomatarou(ゴマ)さん(その4)損する能力と儲ける能力は表裏一体
■5枚のモニター+ノートPC
Gomatarou(ゴマ)さんはどんな環境でトレードしているのだろうか。その様子を見せてくれた。
「5枚のモニターとノートパソコンでトレードしています。表示しているのはすべて楽天証券の『MarketSpeed』(マーケットスピード)です」
マーケットスピードには1と2があるが、ゴマさんは使い分けている。
「表示など機能性は新しい2のほうが優れていますが、発注は使い慣れた1で右側のノートパソコンから行なっています」
真ん中のモニター上段は値上がり率・値下がり率・前場寄前値上がり率・前場寄前値下り率などのランキング。下段は選択した銘柄のチャートだ。
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■旬の銘柄を監視し高値抜けを狙う
「左側の上段は相場全体の雰囲気を見るために表示している半導体や銀行など時価総額が大きな銘柄、下段は今人気がありそうな勢いのある監視銘柄です。下段は3か月、半年くらいの間隔で入れ替えています」
最近だとQPS研究所や住石ホールディングスなどを見ていたという。
「板の厚さや値動きの良さで『これってみんな好きそうだよね』というのはわかりますから、チャートの形がいい銘柄を探して監視し、高値を狙って買うことが多いですね。10時くらいまではモニターの前に座っていますが、そのあとは喫茶店へ行ったり、帰ってきてもウォーキングマシンで汗を流したりしながらスマホで見ています。コーヒーを飲みながらだったり歩きながらスマホで発注しちゃうことも多いんですよね。アラートなどをかけているわけではないので、逃しているチャンスも多いと思います」
■人気銘柄の新高値に着目する
決算などの開示情報やニュースなどが表示されていないが、取引の材料に使うことはないのだろうか。
「自分ではまったく見ないですね。X(旧Twitter)では信頼度の高い人が分析してくれたのを見るくらいです。『この人が言うんだったら好決算なんだろうな』と。あとは、よくつぶやかれている銘柄だと、みんなが手掛けているんだろうなと思ったりもします」
多くの人が参加しているであろう銘柄で、右肩上がりでいい形になっているチャートを探し「高値を買い・さらに高値で売り抜け」がゴマさんの手法だ。
「個人の人気が集中している銘柄が新高値を取るのは大切です。プラスで引けたら、基本的にそのまま握る。10万株買った銘柄が300円も上がれば充分だろう、くらいの気持ちです。勢いだけで上がっているような銘柄はどこかで失速する。最後までは付き合わずに逃げて、また高値を上抜けたら入りますし、5日移動平均線を割ってしまうようだったら、ひと相場終わったのかなと判断したり、という感じですね」
次回はゴマさんに稼ぐための考え方を聞いていこう。
Gomatarou(ゴマ)さん(その4)へ続く。
Gomatarouさんのコラムは全4回となっています。
⇒Gomatarou(ゴマ)さん(その1)生涯損益35億円!
⇒Gomatarou(ゴマ)さん(その2)「高く買って・高く売る」が基本
⇒Gomatarou(ゴマ)さん(その3)ゴマさんのトレード環境
⇒Gomatarou(ゴマ)さん(その4)損する能力と儲ける能力は表裏一体
【プロフィール】
Gomatarouさん
2005年10月に株式投資を始める。その後は先物やFXにも手を伸ばし、2013年に退職。専業トレーダーに転向するとともに生涯損益は億へ到達。その後は年億ペースで資産を増やし2023年末までに35億円以上を稼ぐ。買いも売りもこなし、数日で決済するスイングトレードがメイン。2024年は2月末までに3度の一撃1億(1トレードでの利益が億超え)を達成済み。