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今週は、ramenKingさんについて最終回です。

⇒ramenKingさん(その1)11年｢無勝｣から｢年億｣達成
⇒ramenKingさん(その2)デイトレを基本にスキャル、スイングも
⇒ramenKingさん(その3)200日移動平均線でのスイング
⇒ramenKingさん(その4)1000万通貨への積み増し方

■「どう1000万通貨へ増すか」エントリー前に考える

X(旧ツイッター)で公開されるスクリーンショットを見ていると、ramenKingさんはデイやスイングのポジションでも500万通貨、1000万通貨といった極めて大きな量でトレードしている。

「自信があるときは1000万通貨が基本です。ただ、最初から1000万通貨で入ることはほとんどありません。エントリーする前に『どうやって1000万通貨まで積み増すか』と組み立てて、計画的に1000万通貨へ持っていきます」

9月初旬、英ポンド/米ドルで行なったトレードもポジション量は1000万通貨だった。どうやって1000万通貨まで積み増したのだろうか。

「このときは日足で陰線が続いていましたが、安値での『突っ込み売り』はあまりしません。戻りを待って売るほうが大きな値幅を取れるので、押し目なり戻りなりをしっかり確認してからポジションを取ることがほとんどです」

■「200日移動平均線の手前とタッチ」でエントリーを分散

戻り売りの目安としたのは、ramenKingさんが愛用する200日移動平均線だった。

「1時間足では少し上に200日移動平均線が見えていたため、戻り売りの目安としました。ただ、200日移動平均線まで戻らず落ちていくこともあります。そのため、30pipsくらい手前で300万通貨を『お試し売り』。200日移動平均線にタッチしたら700万通貨を追加売りして1000万通貨まで増やそうと計画しました」

もし200日移動平均線まで戻らずに下げていった場合は、ムリに売り増さないプランだった。

「あまりに相場が弱いようであれば下げていく途中で売り増して1000万通貨にすることもありますが、このときは200日移動平均線まで戻ってきてくれたので売り増せました」

■1トレードで1200万円超の利益！

できあがったチャートを見れば、200日移動平均線タッチは格好の売り場だったことがわかるが、売り増した瞬間は上昇が続くなかでの売りとなる。恐怖はないのだろうか。

「1時間足では逆張りになりますが、日足レベルの大きな流れでは順張りとなるため、そこまで恐怖心はありません。入ると決めたところでもありますし、メンタルとかは関係なく入ります。もちろん200日移動平均線を突き抜けて上がってしまうこともありますが、そのときは損切りします」

1000万通貨のポジションを決済したのは翌日。1247万円の利益となった。


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■相場に合わせて仕事をコントロール

兼業トレーダーであるramenKingさん。1000万通貨の大きなポジションを動かしながら仕事とFXをどう両立させているのだろうか。

「本命は相場だと思っています。雇用統計などの重要指標が発表される日に定時で上がれるよう欧米の休場日になるべく仕事を進めておいたり、日銀会合の日には午前休を取ったりと、落ち着いて相場に臨めるよう仕事をなるべくコントロールする感じですね」

圧倒的な爆発力で資産を増やしているramenKingさん。FX界の新たなスターとなりそうな予感......！

ramenKingさんのコラムは全4回となっています。
⇒ramenKingさん(その1)11年｢無勝｣から｢年億｣達成
⇒ramenKingさん(その2)デイトレを基本にスキャル、スイングも
⇒ramenKingさん(その3)200日移動平均線でのスイング
⇒ramenKingさん(その4)1000万通貨への積み増し方

【プロフィール】
ramenKingさん
30代、兼業トレーダー。大学生時代にFXを開始。投資仲間もブレグジットで退場を迫られるなど、孤独な戦いを迫られ収支もマイナスが続いたが、2023年から収支が一挙に改善。年間損益＋1億円を達成する。スキャルピング、デイトレード、スイングトレードの3スタイルを相場や資金の状況に合わせて使い分ける。