【FXライター高城のFXで稼ぐ方法は勝者に訊け!】ramenKingさん(その3)200日移動平均線でのスイング
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今週も先週に引き続き、ramenKingさんについてです。
⇒ramenKingさん(その1)11年「無勝」から「年億」達成
⇒ramenKingさん(その2)デイトレを基本にスキャル、スイングも
⇒ramenKingさん(その3)200日移動平均線でのスイング
⇒ramenKingさん(その4)1000万通貨への積み増し方
■「強い陰線が続いたあとの戻り売り」
英ポンド/米ドルの日足チャートを見て、上昇トレンドからの反転を予測したramenKingさん。予測したとおりに下落が始まり、日足では陰線が8本続いた。
「その間は他の通貨ペアでポジションを持っていたこともあり、戻りで売ろうと待っていました。エントリーしたのは日足で長い陰線が続いたあと、陽線に変わったときです。強い陰線が3、4本続いたあとの戻りは期待値が高いので」
エントリーのタイミングを見極めるため、200日移動平均線を表示した1時間足にチャートを切り替えた。
■200日移動平均線と直近高値が重なるレートで売り
「エントリーの目安としたのは1時間足レベルでの直近高値と200日移動平均線が重なるポイントでした。少し上に1.3000ドルの節目も見えていたため、そこまで上がれば追撃売りできるよう、最初のエントリー枚数は200万通貨。自分にしては抑え気味です」
想定していたとおり、1.3000ドル付近まで上昇したため、300万通貨売り増して合計500万通貨の売りポジションとなった。
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「このときECBの政策金利発表を控えてはいましたが、0.25%利上げがほぼ確実となっていたこともあり、持ち越し前提でのエントリーです。損切りが続いていた時期だったこともありエントリー段階から100pips程度で利益確定しようと思っていました。決済したのは翌日、ECB通過後です」
■決済時に見ていたのは5分足チャート
決済したときにramenKingさんが見ていたのは5分足のチャートだ。このトレード自体は一泊二日のスイングトレードだが、5分足レベルの短いチャートも見るのはスキャルピングやデイトレードも得意とするramenKingさんならでは、だ。
「1.2850ドルの節目を割って走ったのですが、下げの勢いが弱くなってきたところで『そろそろ反発するだろう』と思っての決済です」
実際にramenKingさんが利益確定したポイントは短期的な底となった。このトレードでの利益は753万円だ。
「ただ、戻りが思ったよりも弱かったので再び売りました。今度はスイングではなくデイくらいのイメージでの短期トレードです」
利益確定したのは直近安値、つまりスイングポジションを決済した付近が目安だった。
スイングトレードでは追撃売りも交えていたramenKingさん。次回はポジション管理について教えてもらおう。
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ramenKingさん(その4)へ続く。
ramenKingさんのコラムは全4回となっています。
⇒ramenKingさん(その1)11年「無勝」から「年億」達成
⇒ramenKingさん(その2)デイトレを基本にスキャル、スイングも
⇒ramenKingさん(その3)200日移動平均線でのスイング
⇒ramenKingさん(その4)1000万通貨への積み増し方
【プロフィール】
ramenKingさん
30代、兼業トレーダー。大学生時代にFXを開始。投資仲間もブレグジットで退場を迫られるなど、孤独な戦いを迫られ収支もマイナスが続いたが、2023年から収支が一挙に改善。年間損益+1億円を達成する。スキャルピング、デイトレード、スイングトレードの3スタイルを相場や資金の状況に合わせて使い分ける。