【FXライター高城のFXで稼ぐ方法は勝者に訊け!】ramenKingさん(その2)デイトレを基本にスキャル、スイングも
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毎週金曜日にお届けします!!
今週も先週に引き続き、ramenKingさんについてです。
⇒ramenKingさん(その1)11年「無勝」から「年億」達成
⇒ramenKingさん(その2)デイトレを基本にスキャル、スイングも
⇒ramenKingさん(その3)200日移動平均線でのスイング
⇒ramenKingさん(その4)1000万通貨への積み増し方
■トレンドの有無でスタイルを使い分ける
負け続けた10年間を経て遂に覚醒したramenKing(ラーメンキング)さん。そのトレードスタイルはスキャルピング、デイトレード、スイングトレードの3刀流だ。
「それぞれを相場の流れの有無や資金余力によって使い分けています。デイやスイングでエントリーしたいレートまでは距離がまだある、というときには待っている間にスキャルしていることがありますし、相場に大きな流れがないときもスキャルが増えます。流れがないのにスイングのポジションを持っても戻ってきてしまうので」
スキャルでは、どんな手法でトレードしているのだろうか。
「スキャルでは前日の高値・安値、キリ番(「147円ちょうど」などのキリのいいレート)、フィボナッチ・リトレースメントといった重要なレートを目安にしながら、直近のローソク足の形やプライスの動き方から総合的に判断しています」
利益確定の目安は3~10pips程度。いわゆる「秒スキャ」よりは少し長く、数分程度のトレードとなる。
■デイトレ上達がスキャルにも好影響
「スキャルについては言語化しづらいし、スイングは難易度が高い。初心者であればデイトレードから始めるのがいいと思います。僕自身、スキャルが得意ではなかったんですが、デイトレードが上達するにつれてうまくトレードできるようになりました」
ramenKingさんの中では、デイもスキャルもスイングもひとつづきのスタイルとなっているようだ。
「デイトレードが中心にあり、スキャル=デイの短い流れ版、スイング=デイの大きな流れ版だと捉えていて、エントリー基準もデイトレードの考え方が基本になっています」
デイトレードでは売買をどう判断していくのか。
「ツイッターで集めたファンダメンタルズの情報をもとに上か下かの方向感を意識して、ローソク足の形や200の移動平均線、EMA(指数平滑移動平均線)で売買のポイントを決めていきます」
■「5連続陽線からの大陽線」+「英CPI急低下」=英ポンド売り
今年7月中旬、ramenKingさんがトレードしていた英ポンド/米ドルは、まさにこのパターンだった。
「英ポンドは春先から利上げとともに上昇トレンドが続いていました。とくに7月は陽線が6本続き、急騰しました。とくに6本目はそれまでより長い大陽線です。売り手をふるい落とすバイイング・クライマックスだった可能性がある形です」
このときは米ドル/円をトレードしていたこともあり、まだ手を出さなかった。
「警戒していたとおり、6本目の大陽線のあと高値を更新できなくなり、英CPIも予想外の急落となりました。売りのポイントを探し始めたのは、このあたりからです」
ローソク足とファンダメンタルズで方向性は「売り」と決まった。では、どこで売っていったのか。次回、聞いていこう。
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ramenKingさん(その3)へ続く。
ramenKingさんのコラムは全4回となっています。
⇒ramenKingさん(その1)11年「無勝」から「年億」達成
⇒ramenKingさん(その2)デイトレを基本にスキャル、スイングも
⇒ramenKingさん(その3)200日移動平均線でのスイング
⇒ramenKingさん(その4)1000万通貨への積み増し方
【プロフィール】
ramenKingさん
30代、兼業トレーダー。大学生時代にFXを開始。投資仲間もブレグジットで退場を迫られるなど、孤独な戦いを迫られ収支もマイナスが続いたが、2023年から収支が一挙に改善。年間損益+1億円を達成する。スキャルピング、デイトレード、スイングトレードの3スタイルを相場や資金の状況に合わせて使い分ける。