【FXライター高城のFXで稼ぐ方法は勝者に訊け!】タカシさん(その1)億超え大学生トレーダー
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毎週金曜日にお届けします!!(今回は10日分の振替)
今週から、タカシさんについてのコラムが始まります。
⇒タカシさん(その1)億超え大学生トレーダー
⇒タカシさん(その2)通貨単体の力をみる
⇒タカシさん(その3)「優位性」が失われるとき
⇒タカシさん(その4)利益確定の考え方
■為替は政治で動く
「大統領選以降のトランプラリーも年が明けるとひと段落し、かといってドル安が一方的に進むようにも思えない。米ドルの方向感がわからず悩んでいました。でも、FXが楽しいのはたくさんの国の通貨が取引できること。米ドルの方向性に悩んだら他の通貨をメインにポジションを取ればいいんです。」
2017年初からのトレード戦略をそう振り返ってくれたのはトレーダーのタカシさん。現役の大学生でありながら、すでに億を優に超える利益を叩き出している超スゴ腕だ。
タカシさんの根底にある市場哲学は「為替は政治で動く」。日々の経済指標やニュースで乱高下することはあっても、それはノイズ、大局を決めるのは政治であるとする考え方だ。
■政治に従うことでリスク最小・リターン最大に
「私が投資を始めたとき、ちょうどアベノミクスが始まりました。それ以降、日銀が行なってきたのは大学生でも理解できるような、わかりやすい通貨安政策です。つまり『政治が円を安くした』ことになります。この原体験があったため、政治を強く意識するようになりました」
昨年からの動きを考えてもブレグジットによるポンド安やトランプ当選によるドル高、クーデターによるトルコ安など、為替市場の大きなトレンドの原動力はいずれも政治。タカシさんが狙うのは、そうした政治がもたらす為替市場の地殻変動だ。
「重視するのは何が買われているのか・売られているのか。その背景にどんな政治があるのか、ですね。チャートは毎日見ていますが、逐一の動きは無視です。こんなやり方は為替が政治色の強い市場だからこそできるメリットだと思いますし、政治に従うことがリスクを最小にしてリターンを最大化するFXの方法だと思います」
■長い目で見ればポジションは必ず偏る
リスクとリターンについての、タカシさんの考え方は独特だ。
「リスクとリターンの合計が100だとします。普通ならリスク50に対してリターンも同じく50です。しかし、為替市場は半年、1年といった長い期間で見れば必ずポジションの比率に偏りが出る。昨年であればポンドが大きく売りに偏ったように、です。そんな動きに従ってポジションを取ればリスクは50から40、30と減らすことができるし、その分、リターンは60、70と高めることができるんです」
タカシさんがどんなトレードを行なっているのか、さらに聞いていこう。
タカシさんのコラムは全4回となっています。
⇒タカシさん(その1)億超え大学生トレーダーはコチラ!
⇒タカシさん(その2)通貨単体の力を見るについてはコチラ!
⇒タカシさん(その3)「優位性」が失われるときはコチラ!
⇒タカシさん(その4)利益確定の考え方はコチラ!
【プロフィール】
タカシさん
現役大学生トレーダー。関西の某大学に通う大学3年生。投資歴3年ながら、これまでの利益は億を優に超える。政治と通貨の強弱を重視した独特なスタイルのスウィングトレードが中心。