【FXライター高城のFXで稼ぐ方法は勝者に訊け!】タカシさん(その2)通貨単体の力を見る
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今週も先週に引き続き、タカシさんについてです。
⇒タカシさん(その1)億超え大学生トレーダー
⇒タカシさん(その2)通貨単体の力をみる
⇒タカシさん(その3)「優位性」が失われるとき
⇒タカシさん(その4)利益確定の考え方
■今年1月のトレードはどう決めたのか
タカシさんのトレードは普通の考え方とは少し違う。判断の起点となるのは「この通貨ペアが上がるか、下がるか」ではなく、「どの通貨は買われ、どの通貨が売られるか」だ。
「今年でいえば1月は米ドルが売られるのかなと思いました。20日には大統領就任式を控え、トランプラリーの調整もあり一時的にドル安が進むのでは、と。次には『米ドルから流出する資金がどの通貨へ流入するだろうか』と考えます。円ではないだろうと思いました。2016年にすでに100円割れまで円高が進む場面があり、そこから118円まで売られましたから、やはり円は売るに限るなと。ではユーロはどうか。長期的な材料ですがテーパリングという通貨高材料もあるため、有望に思えました」
トランプラリーの反動でドルが売られ、反対に買われるのはユーロ、となる、通貨ペアとしてはユーロ/米ドルの買いだ。
「あとはオセアニア通貨ですね。ドル安が進むなら、それまで売られていたオセアニア通貨の買い戻しもあるだろうと思い、1月は『米ドル売り、ユーロとオセアニア通貨の買い』で攻めることにしました」
■独自のチャート・マタフを活用
こうした判断、ドルストレートのチャートをすべて見ていくと、時間がかかるし、効率も悪い。そこでタカシさんが活用しているのが、海外証券会社「mataf(マタフ)」のチャートだ。
「通貨単体の動きを見られるチャートがマタフです。ブレグジット前後のマタフを見ると、英ポンドが売られ円が買われている様子がはっきりわかりますよね」
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■「買われている通貨・売られている通貨」を重視
政治的背景とともに『どの通貨が買われていて、どの通貨が売られているのか』を重視することこそ、リスクを最小にしてリターンを最大にする方法ですよね」
タカシさんはマタフをどう見ているのだろうか。
「普通のチャートとまったく同じ、と考えてもらっていいと思います。普通は2つの通貨を組み合わせて、たとえば米ドル/円でひとつのチャートとなっているのを、米ドル単体や円単体、ユーロ単体、英ポンド単体で1本のラインが引かれているだけです。普通のチャートを見るときも日足から4時間足、1時間足と時間軸を変更させいくでしょうし、水平線なりを引きますよね。それと同じです」
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タカシさんのコラムは全4回となっています。
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【プロフィール】
タカシさん
現役大学生トレーダー。関西の某大学に通う大学3年生。投資歴3年ながら、これまでの利益は億を優に超える。政治と通貨の強弱を重視した独特なスタイルのスウィングトレードが中心。