【FXライター高城のFXで稼ぐ方法は勝者に訊け!】ブラッドリーさん(その2)「買いバブル」と「売りバブル」
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毎週金曜日にお届けします!!
今週も先週に引き続き、ブラッドリーさんについてです。
⇒ブラッドリーさん(その1)アメリカ人も呆れたトランプ会見についてはコチラ!
■アメリカ最先端のインディケーターとは
「去年、ロサンゼルスで開かれた、あるフォレックス・クラブに参加したんです。彼らは新しいインディケーターの開発にとても熱心です。そこで聞いたのが、『バブルバンド』と『TMA』の2つのインディケーターを組み合わせた手法です」
バブルバンドもTMAも耳慣れないテクニカル分析だし、メタトレーダー4には搭載されていない。試してみたい人は、ブラッドリーさんのウェブサイトからMT4用のカスタムインディケータを無料でダウンロードできる。ぜひ利用してみよう。
「TMAは“Triangular Moving Average”。日本語だと『三角移動平均線』です。単純移動平均線(SMA)や指数平滑移動平均線(EMA)など、さまざまな移動平均線がありますが、私が知る限り、TMAはもっとも反応が早いんです」
3つの移動平均線を見比べてみると、一般的に「反応の早い移動平均線」として多用されるEMAと比較しても、TMAはローソク足の動きに対してさらに反応が早い。
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■TMAとバブルバンドによるシンプル手法
「このTMAの傾きだけで売買を判断することもできます。傾きが上向きに転じたら買い、下向きになったら売りと判断する方法です」
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「でも、TMAだけだと信頼性が低い。『バブルバンド』と合わせて使うことで、より効果を発揮してくれます。バブルバンドは、TMAやATRをもとにしたインディケーターで、これを使って値動きの範囲の目安を把握できます」
このバブルバンドとTMAを組み合わせた簡単売買手法が下記の「買いバブル」と「売りバブル」になる。
「TMAがバブルバンドとクロスして、再びバブルバンドの内側に戻ってきたときが、買いバブルと売りバブル。とても強い反転のシグナルとなります」
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2つのインディケーターを組み合わせた買いバブルと売りバブルは信頼性が高いそう。でも、ブラッドリーさんの新手法「フラクタル・エッジ」はさらにひと工夫を加えている。次回、詳しく聞いていこう。
⇒ブラッドリーさん(その3)「フラクタル・エッジ」の基本についてはコチラ!
⇒ブラッドリーさん(その4)エントリーに必要な「フック」についてはコチラ!
【プロフィール】
ブラッドリー・フリードさん
アメリカ・カリフォルニア州出身。メリーランド大学ロバートH.スミス経営学院のMBAプログラムを卒業し来日。投資銀行系証券会社やファンド系証券会社でアナリストとして活躍する。2007年、ロブ・ブッカーからFXを学び始める。ロブとの共著に『超カンタン
アメリカ最強のFX理論』などがある。新手法「フラクタル・エッジ」を実戦に投入した昨年のパフォーマンスは35%のプラスに。