【FXライター高城のFXで稼ぐ方法は勝者に訊け!】ブラッドリーさん(その1)アメリカ人も呆れたトランプ会見
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今週から、ブラッドリーさんについてのコラムが始まります。
■FXで生計を立てるアメリカ人トレーダー
「アメリカ人の半分はトランプが大嫌い。でも、残りの半分は大好きなんです。トランプを好きな人たちはオバマのことが好きではない。もしかしたら、人種差別的な理由もあるのかもしれない。トランプを支持しているのは、そんな人たちなんです。これからトランプはもっとひどくなると思う。憲法のことすら尊重しない大統領だから」
そう話すブラッドリー・フリードさんはアメリカ人。外資系証券会社の日本支社でアナリストとして活躍しながらFXを学び、独立した専業トレーダーだ。
「私のFXの師匠はロブ・ブッカー。彼から多くのことを学びました。でも、今はひとりでトレードしています。日本と同様、アメリカにもFXを熱心に研究しているトレーダーがたくさんいます。彼らと交流しながら、自分の手法を研究しているんです」
■リアルトレードよりもバックテストを重視
ブラッドリーさんの師匠であるロブは「アリゾナルール」や「2trendy」「NYボックス」などさまざまな手法を開発してきたFXコーチ。弟子であるブラッドリーさんも新しい手法の開発に意欲的だ。
「数年前からはアメリカに帰って暮らしていましたが、再び日本に戻ろうと思っているんです。日本はとてもいい国だし、新しい手法も開発できたから、ぜひみんなに知ってもらいたいと思って」
ブラッドリーさんの基本はバックテスト。メタトレーダー4を見ている時間よりも検証用ツール『フォレックス・テスター』を使っている時間のほうが長いくらい、バックテストを重視している。
■新手法を駆使して昨年は35%のプラスに
「初心者がFXを始めるのは1000回のバックテストを行なって、デモ口座で資金を2倍にしてからだし、新しい手法を使う前にもバックテストを徹底的に繰り返すのが基本です。だから今、使っている新しい手法『フラクタル・エッジ』も何度も何度もバックテストを繰り返したし、今もリアルトレードと同時にバックテストを行いながらブラッシュアップしているんです」
新手法フラクタル・エッジをブラッドリーさんが使い始めたのは2016年から。昨年のパフォーマンスは35%のプラスになったという。
「トランプラリーの乱高下がなければ、もっといい成績になっていたと思う。だからトランプが嫌い(笑)」
フラクタル・エッジとはどんな手法なのか、聞いていこう。
⇒ブラッドリーさん(その2)「買いバブル」と「売りバブル」についてはコチラ!
⇒ブラッドリーさん(その3)「フラクタル・エッジ」の基本についてはコチラ!
⇒ブラッドリーさん(その4)エントリーに必要な「フック」についてはコチラ!
【プロフィール】
ブラッドリー・フリードさん
アメリカ・カリフォルニア州出身。メリーランド大学ロバートH.スミス経営学院のMBAプログラムを卒業し来日。投資銀行系証券会社やファンド系証券会社でアナリストとして活躍する。2007年、ロブ・ブッカーからFXを学び始める。ロブとの共著に『超カンタン アメリカ最強のFX理論』などがある。新手法「フラクタル・エッジ」を実戦に投入した昨年のパフォーマンスは35%のプラスに。