【FXライター高城のFXで稼ぐ方法は勝者に訊け!】ブラッドリーさん(その4)エントリーに必要な「フック」
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毎週金曜日にお届けします!!
今週は、ブラッドリーさんについて最終回です。
⇒ブラッドリーさん(その1)アメリカ人も呆れたトランプ会見についてはコチラ!
⇒ブラッドリーさん(その2)「買いバブル」と「売りバブル」についてはコチラ!
⇒ブラッドリーさん(その3)「フラクタル・エッジ」の基本についてはコチラ!
■2つのバンドを併用する新手法
2つのバンドを利用してエントリーを判断する「フラクタル・エッジ」手法を開発したブラッドリーさん。この手法をより効果的に使うためのコツを教えてくれた。
「TMAバンドの外側に出ていたローソク足が内側に戻ってくる。それだけではエントリー」せずに『フックの形』になるのを待つんです」
ブラッドリーさんが意図するところは、TMAバンドの内側にしっかり戻ったのを確認してからのエントリー。イメージとしては「し」の形だ。
「フックの完成を待ってからエントリーすると、より勝率を高めることができるんです」
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■フラクタル・エッジの資金管理
「15分足でバックテストした結果だと、フラクタル・エッジの勝率は60%から70%の間くらい。15分足での手法なのでトレードの数が多いため、働きながらトレードする人にも使いやすいと思いますし、エントリーからクローズまでの時間が短いのも特徴。トランプのツイートで市場が荒れても、巻き込まれるリスクが小さいんです(笑)」
ただし、エントリーのチャンスが多いということはデメリットにもなる。
「連敗する可能性も高い。大きなリスクをとってトレードしているとすぐに多くの資金を失ってしまいますから、フラクタル・エッジでは資金管理が大切です」
資金管理、具体的には?
「1トレードのリスク(損切り額)は最大でも資金の1%。できたら連敗に備えて0.5%以下に抑えたほうがいい。0.25%に抑えれば4連敗しても、失うのは資金の1%で済みますから」
■反転タイミングを教えてくれる
「フラクタル・エッジを使うと、反転のタイミングが鋭くわかる。今回紹介したのは基本的なパターンですが、ピボットやサポート、レジスタンスと組み合わせたりすることで、より効果的になる。このコンセプトをぜひ発展させてください」
アメリカの最新テクニカルを教えてくれるブラッドリーさんが編み出したフラクタル・エッジ・ぜひ試してみよう。
【プロフィール】
ブラッドリー・フリードさん
アメリカ・カリフォルニア州出身。メリーランド大学ロバートH.スミス経営学院のMBAプログラムを卒業し来日。投資銀行系証券会社やファンド系証券会社でアナリストとして活躍する。2007年、ロブ・ブッカーからFXを学び始める。ロブとの共著に『超カンタン
アメリカ最強のFX理論』などがある。新手法「フラクタル・エッジ」を実戦に投入した昨年のパフォーマンスは35%のプラスに。