【FX突撃取材!】9月6日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2021年9月6日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■9月6日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週1週間の対ドルでの主要通貨の騰落は、下落通貨はスイスフラン(-0.32%)のみだった。上昇通貨では上位より、NZドル(+2.03%)、豪ドル(+1.96%)、カナダドル(+0.76%)と続き、円(+0.14%)は最下位だった。この序列、スイスフランと円が入れ替わっただけで、先々週と全く同じだった。低金利のこれら2通貨が対資源国通貨などに対して売られ、市場のリスクセンチメントの一段の改善を示している。3日(金)に発表された米国の8月の雇用統計が、市場予想を下回ったこともドル売りの流れを加速させている。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
市場予想の下限も下回るほどの低調な米雇用統計の結果を受け、最短で今月9月のFOMCでのテーパリング発表の可能性は消えた。その先の11月をメインシナリオに据えるが、来月発表の9月の雇用統計しか判断材料がなく、これも微妙なところで、ドルが売られやすい環境が続く。今週は、豪州、カナダ、欧州の順で金融政策を発表するが、注目は9日(木)のECB(欧州中央銀)だ。テーパリングに向け何か、情報発信があるかもしれず、ユーロ/米ドルの堅調推移が続くとみている。ボラティリティから換算する今週のレンジは、米ドル/円で109.00~110.50円、ユーロ/米ドルで1.1800~1.2000ドル、ユーロ/円で129.50~130.50円を予想している。
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<米ドル/円 日足チャート>
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