【FX突撃取材!】6月30日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2025年6月30日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□6月30日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週1週間の主要通貨の対ドルでの騰落は、全ての通貨が上昇に終わり、ドル売りが再燃している。
上昇の上位を独占するのは欧州通貨で、今年の動きを象徴している。
米ドル/スイスフランが13年9か月ぶりの安値、ユーロ/米ドルや英ポンド/米ドルは3年9か月ぶりの高値とドル売りが進む。
先週はNATOが防衛費5%を決定し、歴史的な転換点をむかえている。原資となるのは国債の発行で、発行増からの需給悪化懸念に加え、経済をふかす効果も期待されている。
国別ではなく欧州共同債の発行も検討され、まさにレジームチェンジの様相を呈する。
さらに、トランプ大統領が来年5月に退任するパウエルFRB議長の後任人事を静かに進め、ハト派の新議長が誕生することはほぼ確実。
これを先取りする形で利下げを織り込み、ドル売りが進む。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
今週は7月入り、米国では多くの経済指標が発表されるが、4日(金)は独立記念日で米国株と米国債の取引は休場。米国の6月の雇用統計も前日の3日(木)に発表される。
上述の背景もあり、欧州通貨は再度新高値を取る可能性が高い。欧州通貨の深押しは買い場だろう。
今週は米ドル/円で142.00~146.00円、ユーロ/米ドルで1.1600~1.1900ドル、ユーロ/円で168.00~171.00円とみている。
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