【FXライター高城のFXで稼ぐ方法は勝者に訊け!】インベスト弁護士さん(その2)「材料」を狙い中期保有
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今週は先週に引き続き、インベスト弁護士さんについてです。
⇒インベスト弁護士さん(その1)含み損2000万円で司法試験合格
⇒インベスト弁護士さん(その2)「材料」を狙い中期保有
⇒インベスト弁護士さん(その3)投資詐欺と対峙する弁護士
⇒インベスト弁護士さん(その4)情報商材に騙されたとき
■株、FX、CFD、仮想通貨を手がける
インベスト弁護士さんが手がけるのは株、FX、CFD、それに仮想通貨だ。
「トレードでは株がメインです。ガチャガチャと動かすよりも、好材料が出そうな銘柄に大きめなロットで突っ込んで値動きが出るまで握る。今だとスマホゲーム大手のドリコムを買っています」
3か月前に利益確定した銘柄だったが、再び買ったのだという。
「最初に買ったのは昨年(2023年)の年末です。材料はいくつかありました。人気ゲーム『ウィザードリィ』のスマホ用リメイクなど新作ゲームのリリースが近く、また開発している位置情報ゲームの情報がそろそろ公開されるとの期待がありました。位置ゲーは抽象的な情報が公開されているだけでしたが、人気IP(知的財産、アニメや漫画などの有名作品やキャラクターなど)関連のタイトルになるとの情報もあったため、情報が出れば急騰する期待が持てたんです」
■「リリースゴール」への期待で再度イン
情報は出なかったものの、年末から春先にかけて上昇し、3月にいったん利益確定。再び買ったのが5月だった。
「6月には新作ゲームのリリースも控えていました。スマホゲーム関連の銘柄では新作のリリースが近づくと期待とともに上昇し、実際にリリースされると売られる『リリースゴール』となることも多い。位置ゲーの情報公開への期待も残っていました。そんなところに目立った材料もないのに20%ほど下がった日があったため、半年くらいの時間軸で見れば期待値が高そうだと判断して買いました」
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ゲームやバイオなどボラティリティが大きい銘柄がインベスト弁護士さんの主戦場だ。
「材料が出れば大きく伸びる可能性がある銘柄を買っています。体感でいうと勝率は5割を超えています。ただ思ったほど伸びないことも多いですし、思うように上がらないときは損切りです」
■仮想通貨の上昇で資産3億円超え
最近では、仮想通貨のパフォーマンスも好調だという。
「3年前くらいから仮想通貨にもコツコツ資金を入れています。現物が中心で6割くらいがビットコインとイーサリアム。下がったところで買い増しています。残りはいわゆる『草コイン』(時価総額が小さく、マイナーな仮想通貨)です」
草コインはゼロから自分で分析するのではなく、周囲の投資仲間からの情報などをもとに判断しているという。
「仮想通貨の上昇に助けられていて資産は3億円を超えました。ただ、利益確定すると高率な税金がかかってしまうこともあり、『ないもの』と考えて長期で保有するつもりです」
今でこそ仮想通貨に助けられているインベスト弁護士さんだが、大学生時代には痛い目にもあった。次回はその経験を聞いていこう。
インベスト弁護士さん(その3)へ続く。
インベスト弁護士さんのコラムは全4回となっています。
⇒インベスト弁護士さん(その1)含み損2000万円で司法試験合格
⇒インベスト弁護士さん(その2)「材料」を狙い中期保有
⇒インベスト弁護士さん(その3)投資詐欺と対峙する弁護士
⇒インベスト弁護士さん(その4)情報商材に騙されたとき
【プロフィール】
インベスト弁護士さん
弁護士。個人投資家。大学在学中に株やFXを始める。仮想通貨にも手を広げ、現在までに1億円を超える利益をあげる。2020年に司法試験合格。2023年に「弁護士法人越水法律事務所」を開設。妻は弁護士として活動するほか、クイズ番組やバラエティ番組でも活躍する。