【FXライター高城のFXで稼ぐ方法は勝者に訊け!】インベスト弁護士さん(その4)情報商材に騙されたとき
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今週は、インベスト弁護士さんについて最終回です。
⇒インベスト弁護士さん(その1)含み損2000万円で司法試験合格
⇒インベスト弁護士さん(その2)「材料」を狙い中期保有
⇒インベスト弁護士さん(その3)投資詐欺と対峙する弁護士
⇒インベスト弁護士さん(その4)情報商材に騙されたとき
■悪質な情報商材は取り返せる可能性
FXを取引していると、目にするのがPDFファイルや分析ツール、売買シグナルなどの情報商材だ。高額にもかかわらず中身の薄いものも多く、トラブルとなることも多い。
「詐欺とは明言できませんが、よく相談される分野の一ひとつですが、悪質な場合には「振り込め詐欺救済法」を利用して回収できる可能性があります。名前こそ、「振り込め詐欺」ですが、それに限らず犯罪に使われた銀行口座を凍結し、被害者が取り戻せる制度です」
前回紹介した投資詐欺では足がつきにくい仮想通貨での送金や使い捨ての赤の他人の「銀行口座」に送金させる場合が多いが、情報商材では実在する事業者の銀行口座への銀行振込で購入できることも多い。そのときは被害を回復できるケースがある。
■詐欺や情報商材は投資の本質ではないリスク
「情報商材系は銀行振込やクレジットカード払いが多いため、相手の素性も特定しやすい。投資詐欺に比べると被害を回復できる可能性は高いといえます」
ただ、情報商材の販売者もそれがわかっているため、頻繁に資金を移動させて銀行口座に資金を残さないようにしたり、借名口座を次々と乗り換えたりすることがあるという。
「なかには制度を悪用して競合業者の口座を凍結させる、といったケースすらあります。」投資の世界ではリスクがつきものですが、投資詐欺や情報商材は投資の本質ではない損失。そんなことで損をしてほしくない。自分が被害にあっているだけに怒りもひとしおです」
■相場には生の実感がある.
自分の事務所を構え、弁護士業も順調なインベスト弁護士さん。それでもなお、リスクのあるトレードに挑むのは、どんな理由があるのだろうか。
「弁護士業は堅実だし、開業して2年、売上も年々上がっていて不満はありません。でも、それだけだと刺激に欠けるというか......。弁護士としてやるべきことをしっかり行なうのはもちろんですが、仮に裁判で負けてもお金が減るわけではありません。でも、トレードで負ければお金が減る。相場でやりあうと生きている実感があるんです」
インベスト弁護士さんは生粋のトレーダーなのかもしれない。
「裁判に勝てば感謝の言葉をもらえますが、トレードで勝っても誰かが喜んでくれるわけではない。お金を増やしたいというのももちろんありますが、トレードにはそれ以上のものがある。脳汁ですよね、すべてはそれです」
インベスト弁護士さんのトレードの一部はトレードアイランドでみられる。ぜひ参考に。
インベスト弁護士さんのコラムは全4回となっています。
⇒インベスト弁護士さん(その1)含み損2000万円で司法試験合格
⇒インベスト弁護士さん(その2)「材料」を狙い中期保有
⇒インベスト弁護士さん(その3)投資詐欺と対峙する弁護士
⇒インベスト弁護士さん(その4)情報商材に騙されたとき
【プロフィール】
インベスト弁護士さん
弁護士。個人投資家。大学在学中に株やFXを始める。仮想通貨にも手を広げ、現在までに1億円を超える利益をあげる。2020年に司法試験合格。2023年に「弁護士法人越水法律事務所」を開設。妻は弁護士として活動するほか、クイズ番組やバラエティ番組でも活躍する。