【FXライター高城のFXで稼ぐ方法は勝者に訊け!】きぬさん(その1)FXオフ会で結婚!
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今週から、きぬさんについてのコラムが始まります。
⇒きぬさん(その1)FXオフ会で結婚!
⇒きぬさん(その2)「24時狙い」のトレード
⇒きぬさん(その3)レンジ狙いのグルトレ&トラリピ
⇒きぬさん(その4)経済指標のバイアス
■オフ会で出会った「憧れの人」
FXオフ会で出会った相手と結婚――。そんなストーリーを描いた女性が兼業投資家の「きぬ」さんだ。
「きっかけは『グルトレ』(グルグルトレイン)でした。レンジ相場で勝てる手法を探して使うようになったのがグルトレです」
グルトレは川崎ドルえもんさんが開発したリピート系のFX手法。きぬさんはもともと裁量取引をメインにしていたが、為替市場のボラティリティ低下によりレンジ相場でも勝てるようにと取り入れた手法だった。
「グルトレのオフ会でたまたま隣に座ったのが、羊飼いさんでした。FXを始めたころからの憧れの人だったので、夢みたいで――。嬉しくて嬉しくて家に帰ってから友だちに自慢しましたし、夜も眠れないくらいでした」
■FXと株、夫婦で役割分担
羊飼いさんとの出会いでオフ会の魅力を知ったきぬさんは再びオフ会に参加した。
「オフ会ってこんなに素晴らしいものなんだって。3か月後に開催されたグルトレオフ会にも参加して、そこで出会ったのが今の夫です」
出会いはグルトレのオフ会。当然、当時出会った彼氏もFXトレーダーだ。
「彼もチャートはずっと見ているので、『今、こんな動きがあったよ』って教えあいながら取引しています。でも彼はFXよりも株の成績がいい。私も株をやっていますが、得意なのはFX。株では変な銘柄ばかりつかんでいます」
そのひとつが東京電力株。買ったのは2011年。東日本大震災が起きる直前だった。
「『安定しているし高配当でいいな』と思って買ったのは東京電力。震災でズドーンと下がって、一度も配当をもらわずに無配に転落してしまいました」
その後結婚し、きぬさんがFX、旦那さんが株と夫婦で役割分担しながらの運用だ。
■リーマンショック直前に始めたFX
「FXを始めたのは社会人になって2年目の2008年。リーマンショックの直前でした。お金が100万円くらい貯まってきて、でも銀行預金では金利がつかないし、外貨のほうが有利だと言われていたので、ああ、そうかって。豪ドルやNZドルをスワップ狙いで始めました」
いわゆる円キャリートレードだが、買って放置するだけではなかった。
「値動きが激しくなっていたので安くなったらロング、1円、2円と上がったら決済してと乏しい知識で繰り返していました」
ところがリーマンショックが発生。8月には100円台だった豪ドルが10月には55円割れへ、NZドルは8月の79円から10月には50円割れまで暴落した。
「下がったら値ごろ感でロングして、下がったらナンピンしてと繰り返しているうちに暴落。一部を損切りし40万円の損失になりましたが、残りはレバレッジが低かったこともあり、ずっと持っていました」
リーマンショックから間一髪で生還し、きぬさんは裁量取引の精度を高めていく。
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きぬさん(その2)へ続く。
きぬさんのコラムは全4回となっています。
⇒きぬさん(その1)FXオフ会で結婚!
⇒きぬさん(その2)「24時狙い」のトレード
⇒きぬさん(その3)レンジ狙いのグルトレ&トラリピ
⇒きぬさん(その4)経済指標のバイアス
【プロフィール】
きぬさん
兼業投資家。社会人2年目の2008年にFXを開始。デイトレードやスイングトレードのほか、川崎ドルえもんさんが開発したリピート系FX手法「グルグルトレイン」なども活用する。2013年以降、裁量取引では年20%ほどの利益をコンスタントに稼ぐ。2020年、グルトレオフ会で出会った男性と結婚。