【FXライター高城のFXで稼ぐ方法は勝者に訊け!】川崎ドルえもんさん(その3)グルグルトレインの仕組み
ガチンコFXの人気コンテンツ【FXライター高城のFXで稼ぐ方法は勝者に訊け!】が羊飼いに移植!
毎週金曜日にお届けします!!
今週も先週に引き続き、川崎ドルえもんさんについてです。
⇒川崎ドルえもんさん(その1)独自進化を遂げる手動リピート系
⇒川崎ドルえもんさん(その2)グルグルトレインの源流
⇒川崎ドルえもんさん(その3)グルグルトレインの仕組み
⇒川崎ドルえもんさん(その4)南アランドでのグルトレ
■10銭刻みのイフダン注文がグルグルと回転する
先人たちの手法を参考にしながら、独自の手動リピート系手法「グルグルトレイン」を開発した川崎ドルえもんさん。その特徴は発注方法にある。
「1円幅の中に10銭刻みで買いと売りのイフダン注文を発注します。買いなら110.50円、110.40円、110.30円、110.20円......と10銭幅で新規の指値と同時に50銭上で決済する指値注文を組み合わせた11個のイフダン注文です。売りのイフダン注文も同じように11個、発注します」
この22個のイフダン注文がグルトレで「子本体」と呼ばれる部分になる。決済まで完了したら同じ位置にイフダン注文を発注し直すため、発注した1円幅でのレンジが続けば、イフダン注文が「グルグル」と何度も約定し利益を積み重ねてくれる。しかし、レンジを抜けたときには含み損が膨らんでいく。
■含み損対策に保有する「サポート」ポジション
「そのためイフダン注文に加えて、『サポート』と呼ぶポジションを追加します。買いのイフダン注文が1注文あたり1000通貨なら、すべて約定したとき1.1万通貨になります。サポートの取引量はこれと同じ量になるように、つまり1.1万通貨で発注します」
サポートを買いで発注するか、売りで発注するかは裁量になる。サポートを買いで持てば「グルトレ(L)」、サポートを売りで持てば「グルトレ(S)」となる。
「サポートを持つことで不利な方向に動いても子本体の含み損を相殺してくれる。その間にイフダン注文が何度も繰り返し約定すれば、その分が利益として残ることになります」
※クリックで拡大します
■電車のように「連結」させて発注幅を広げる
グルトレLで運用して上昇すれば、売りの子本体が含み損となるが、同じ量だけサポートのポジションがあるため、含み損は相殺され、グルグルの分の利益が残る。グルトレLで運用して下落すれば、買いの子本体だけでなくサポートも含み損となるが、子本体のイフダン注文が繰り返し約定することで利益を残すことも可能だ。
つまり「グルグル」と回転するイフダン注文こそ、グルグルトレインの利益の源泉となるわけだ。では「トレイン」の由来は?
「1円幅の設定を上に2円、下に3円といったように連結させて発注幅を広げていくんです。グルグルする幅が広がるほど、利益確定の回数を増やしやすくなります。」
川崎ドルえもんさん(その4)へ続く。
>>>ぐるぐるトレイン冊子の購入はこちら
>>>>>グルトレEAの購入はこちら
川崎ドルえもんさんのコラムは全4回となっています。
⇒川崎ドルえもんさん(その1)独自進化を遂げる手動リピート系
⇒川崎ドルえもんさん(その2)グルグルトレインの源流
⇒川崎ドルえもんさん(その3)グルグルトレインの仕組み
⇒川崎ドルえもんさん(その4)南アランドでのグルトレ
【プロフィール】
川崎ドルえもんさん
自称「底辺」の高校を卒業後、建築現場での仕事へ。「魚屋」さんが編み出した「くるくるワイド」をヒントに500回以上の検証を重ねて、独自ロジックのFX手法「グルグルトレイン」へと昇華させる。電子書籍の出版や羊飼いさんがグルグルトレインを実践、EA(メタトレーダー4の自動売買プログラム)化したことなどからツイッターで話題に。グルグルトレインの解説レポートはこちらでも配布されている。