【FXライター高城のFXで稼ぐ方法は勝者に訊け!】川崎ドルえもんさん(その4)南アランドでのグルトレ
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今週は、川崎ドルえもんさんについて最終回です。
⇒川崎ドルえもんさん(その1)独自進化を遂げる手動リピート系
⇒川崎ドルえもんさん(その2)グルグルトレインの源流
⇒川崎ドルえもんさん(その3)グルグルトレインの仕組み
⇒川崎ドルえもんさん(その4)南アランドでのグルトレ
■グルトレで運用する2つの通貨ペア
独自の手動リピート系手法・グルグルトレインを開発した川崎ドルえもんさん。当初は豪ドル/円だけで運用していたが、最近では南アフリカランド/円でもグルトレを利用している。
「南アフリカの政策金利は6.5%。南アランド/円の買いで運用すると高いスワップ金利をもらいながら、日々の値動きを狙えるんです」
グルトレが収益を稼いでくれるのは、イフダン注文の集合体である「子本体」の部分。その設定は?
「『子本体』は5pipsごとに新規の注文を入れ、利益確定も5pipsです」
子本体は買いと売りの両建て。川崎さんの設定だと「南アランド/円が5pips下がるごとに1000通貨を買い、5pips上がったら決済」という取引と、「南アランド/円が5pips上がるごとに1000通貨を売り、5pips下がったら決済」という取引の繰り返しとなる。
南アランド/円が1日にどのくらい動いたか、過去1年の値幅を見てみると13pips弱。子本体は1日3、4回程度、グルグルと約定することが期待できる。
■高スワップ狙い。サポートの方向は買い
では、グルグルトレインでリスクヘッジの役割を担うサポートの部分はどんな設定なのだろう。
「スワップを狙いたいので『サポート』の方向は買いです。5pipsごとに1000通貨で指値注文を入れています」
サポートのポジションはグルグルトレインの運用が終わるまで決済しない。中長期的なポジションとなり、南アランドの買いならばスワップを稼いでくれる。つまり、グルグルトレインを南アランド/円の買いで運用すると子本体の「グルグル」と、サポートのスワップと、2つの収益源が見込めることになる。
■安値割れ前提でも資金30万円で充分
「南アランドの安値は2016年につけた6.3円です。現在は8円台なので、6円割れで運用を終了するとして、30万円ほどの資金で済むのもメリットです」
グルトレにかぎらず、リピート系ではリスク管理や資金管理が欠かせない。「思惑に反して動いても資金が尽きないようにするには証拠金がいくら必要か、いつ撤退するのか」を事前に想定、計算しておく必要がある。
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「グルグルトレインでは通常1、2か月ほどの期間を前提に考えますが、スワップが期待でき資金も少額で済む南アランドなら長期で運用してもいいかなと思っています」
グルグルトレインを筆頭に広がりを見せている手動リピート系手法。裁量トレードで苦戦している人には一考の価値がありそうだ。
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川崎ドルえもんさんのコラムは全4回となっています。
⇒川崎ドルえもんさん(その1)独自進化を遂げる手動リピート系
⇒川崎ドルえもんさん(その2)グルグルトレインの源流
⇒川崎ドルえもんさん(その3)グルグルトレインの仕組み
⇒川崎ドルえもんさん(その4)南アランドでのグルトレ
【プロフィール】
川崎ドルえもんさん
自称「底辺」の高校を卒業後、建築現場での仕事へ。「魚屋」さんが編み出した「くるくるワイド」をヒントに500回以上の検証を重ねて、独自ロジックのFX手法「グルグルトレイン」へと昇華させる。電子書籍の出版や羊飼いさんがグルグルトレインを実践、EA(メタトレーダー4の自動売買プログラム)化したことなどからツイッターで話題に。グルグルトレインの解説レポートはこちらでも配布されている。
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