【FXライター高城のFXで稼ぐ方法は勝者に訊け!】スノーキーさん(その2)スキャルからリピート系へ
ガチンコFXの人気コンテンツ【FXライター高城のFXで稼ぐ方法は勝者に訊け!】が羊飼いに移植!
毎週金曜日にお届けします!!
今週も先週に引き続き、スノーキーさんについてです。
⇒スノーキーさん(その1)芸人からトレーダーへ
⇒スノーキーさん(その2)スキャルからリピート系へ
⇒スノーキーさん(その3)月30万円を稼ぐリピート系活用法
⇒スノーキーさん(その4)どんな設定で運用するか
■リピート系発注機能のポテンシャル
「スキャルピングを中心にトレードしていたのですが2014年ころ、自動売買系の大会に誘われ、参加することにしました。40万円の資金で8万円ほどの利益が出たんです。これなら悪くないなとは思いましたが、自動売買とはいえ、裁量の延長のような取引でしたし、面倒くささが先に立って積極的にやろうとは思いませんでした」
そんなスノーキーさんを自動売買の世界へと本格的に引き込んだのは、「ループイフダン」だった。アイネット証券やひまわり証券で使えるリピート系発注機能だ。
「自動売買の成功体験があったのでデモ口座で試してみたところ、スゴい勢いでお金が増えていった。これはスゴいなと。そこでやっと『リピート系』のポテンシャルに気がついたんです」
あらかじめ設定した値幅ごとに新規と決済の注文を自動的に繰り返すのがリピート系発注機能。マネースクエアの「トラリピ」(トラップリピートイフダン)が代表格だ。
■トランプ当選の日、運用を開始するも...
「実際の口座で運用してみようと、始めたのが2016年の11月。ちょうど米大統領選挙が行なわれた日です。『トランプが当選すれば米ドル/円は下がるだろう』と考えて、売りのループイフダンからスタートしました。資金60万円です」
当時、日本で支配的だった意見は「ヒラリー当選ならドル高、トランプ当選のサプライズが起きればリスクオフで円高」だった。ところが、為替市場はこのコンセンサスと正反対に動いた。
「トランプが当選して円安が急進しましたよね。損切りされ、運用開始から5日間で10万円くらい飛ばしました(笑)」
デビュー初月は8万円のマイナスで終了したが、翌月は6.5万円のプラスに。これで手応えを感じたスノーキーさんは資金を増していく。
※クリックで拡大します
■法人口座で「トラッキングトレード」
「リピート系発注機能では必然的に含み損が発生するため、レバレッジが高いほうが有利だと感じました。そのため、より高いレバレッジが使える法人口座に資金を入れ、ユーロ/米ドルの買いで『トラッキングトレード』を発注しました」
トラッキングトレードもリピート系発注機能のひとつ。提供するのはFXブロードネットだ。ちなみに外為オンラインの「iサイクル注文」も名前こそ違うものの同じ仕組みだ。
法人口座も駆使し始めた2017年から、スノーキーさんのリピート系発注機能が本領を発揮していくことになる。
スノーキーさん(その3)へ続く。
スノーキーさんのコラムは全4回となっています。
⇒スノーキーさん(その1)芸人からトレーダーへ
⇒スノーキーさん(その2)スキャルからリピート系へ
⇒スノーキーさん(その3)月30万円を稼ぐリピート系活用法
⇒スノーキーさん(その4)どんな設定で運用するか
【プロフィール】
スノーキーさん
専業トレーダー。2005年に株を始め、3年後からはFXを手がけるようになる。当初はデイトレードやスキャルピングを中心としていたが、現在はリピート系発注機能を中心としたスタイルに転換。YouTuberとしても活躍するほか、レバレッジ規制強化反対の立場から積極的に情報を発信する。6月に新著を刊行予定。