【FXライター高城のFXで稼ぐ方法は勝者に訊け!】スノーキーさん(その1)芸人からトレーダーへ
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今週から、スノーキーさんについてのコラムが始まります。
⇒スノーキーさん(その1)芸人からトレーダーへ
⇒スノーキーさん(その2)スキャルからリピート系へ
⇒スノーキーさん(その3)月30万円を稼ぐリピート系活用法
⇒スノーキーさん(その4)どんな設定で運用するか
■NSCに入学するも挫折...
「同期のなかで喋りがダントツにうまかったのはコヤブでした。それでも売れるのに時間がかかりましたよね。みんな最初はテレビで活躍する姿をイメージして入ってくるけど、下積みの長さに絶望してあっという間に辞めてしまう。僕もそうでした......」
と振り返るのは、お笑い芸人という異色の経歴を持つ専業トレーダーのスノーキーさんだ。同期だった「コヤブ」とは、現在はテレビなどで活躍する小藪千豊。その他にもCOWCOWや2丁拳銃などの錚々たる芸人が、スノーキーさんの同期だった。
「高校を出て1年間、アルバイトしてお金を貯めてNSCに入りました。でも、コンビを解散したことをきっかけに3年ほどであきらめてしまいました。それでもどうにかしてお金を増やしたいと始めたのが株。2005年頃だったと思います。イートレード証券(現SBI証券)やライブドア証券が登場し、株のデイトレーダーが脚光を浴び始めた時期です。最初に買った銘柄はサイボウズでした」
■「売りの魅力」で始めたFX
当時の首相は小泉純一郎。郵政バブルの追い風もあり、サイボウズの株価は5倍にまで上昇した。
「ところが直後にライブドアショックで新興市場が総崩れ。5倍まで行ったサイボウズの株価も2倍から3倍程度に落ち着きました。それ以降、ヘタなデイトレをしたり、信用取引を使って両建てしたりと、トレーダーとして食べていく生活を続けました」
株トレーダーとして順調に歩んでいたスノーキーさんを襲ったのは、2007年のサブプライムローンショックだ。
「これ以降、株式市場では下落基調が強まりました。でも株だと、売りの取引は制約が多い。そんなときに知ったのがFXです。FXなら売りでも買いと同じように取引できる。それに、24時間市場が動くので時間の制約がないし、窓を開けることも少なく、銘柄数も限定されている。それに米国株式市場に振り回されることもない――そんなところを魅力に感じてFXも手がけるようになりました」
■ハイレバ全盛時代を謳歌
「売りの魅力」でFXを始めたスノーキーさんだから、FXでも当初は売りが中心だった。
「当時はスワップ派が全盛でしたが、私は米ドル/円をひたすら売っていました。売り中心のデイトレですね。まだレバレッジ規制のない時代だったので、5万円の証拠金で10万ドルを売ったら、あとは上下に100pips幅の決済OCO注文を入れて放置、みたいなこともやっていました。『ロスカットになるか、10万円儲かるか』のギャンブル的なトレードです」
株の経験があったためか、スノーキーさんはFXでも順調に利益を積み上げていく。そんな日々の中で、スノーキーさんはある注文機能を発見する――。
スノーキーさん(その2)へ続く。
スノーキーさんのコラムは全4回となっています。
⇒スノーキーさん(その1)芸人からトレーダーへ
⇒スノーキーさん(その2)スキャルからリピート系へ
⇒スノーキーさん(その3)月30万円を稼ぐリピート系活用法
⇒スノーキーさん(その4)どんな設定で運用するか
【プロフィール】
スノーキーさん
専業トレーダー。2005年に株を始め、3年後からはFXを手がけるようになる。当初はデイトレードやスキャルピングを中心としていたが、現在はリピート系発注機能を中心としたスタイルに転換。YouTuberとしても活躍するほか、レバレッジ規制強化反対の立場から積極的に情報を発信する。6月に新著を刊行予定。