【FXライター高城のFXで稼ぐ方法は勝者に訊け!】ひろぴーさん(その3)「副業」としてのFX
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毎週金曜日にお届けします!!
今週も先週に引き続き、ひろぴーさんについてです。
⇒ひろぴーさん(その1)あの人気投資家が生まれるまで
⇒ひろぴーさん(その2)模倣から生まれたオリジナル
⇒ひろぴーさん(その3)「副業」としてのFX
⇒ひろぴーさん(その4)仮想通貨でスウィングトレード
■FXと仕事の好循環サイクルをつくる
会社員専業トレーダーへ転じたひろぴーさん。もともと副業への意識は強かったという。
「投資、投機で稼いでやろう!なんて野心を持っていたわけではないですが、給料しか収入がないのはもったいないと思っていました。とはいっても、勤務時間後に時給1000円でアルバイトをするのは意味がない。お金に働いてもらいたい、投資が効率的だろうと考えていました」
仕事とFXの両立にムリはなかったのだろうか。
「FXが仕事の邪魔をするのではなく、逆にいいサイクルが生まれました。投資をすることで世界経済を理解できるようになり、しかもお金が増える。そうすると、もっと勉強しようとがんばって、さらに知識が広がり仕事にも役立つ――そんな好循環が得られたのはFXで感じた利点です」
■ファンダメンタルズ分析はパズルゲーム
テクニカル分析を入り口にしてFXを始めたひろぴーさんだったが、ファンダメンタルズ分析も取り入れていく。
「意識していたのは『世界の投資家が資本をどこへ向けているのか』。為替に取り組んでいるとさまざまなニュースを読みます。経済のニュースだけでなく政治や紛争、幅広いジャンルにまたがる情報に。連想ゲームやパズルゲームのような感じでひとつひとつは関連がなさそうなニュースでも、組み合わせていくと為替市場にピタッとはまることがある。はまったときは超楽しいです」
ギリシャ債務危機や移民問題の深刻化、ポピュリズム政党の躍進――ひとつひとつは独立した事象に見えても、これらが線となってブレグジットへとつながったのは記憶に新しい。
■会社員にスウィングトレードが向いている理由
とはいえ、会社員だと投資に費やせる時間には限界がある。ひろぴーさんは仕事とFXをどう両立させたのだろうか。
「しかも僕は面倒くさがり。仕事後にモニターとにらめっこしてトレードすることはありません。ほとんどがスマホからの『片手間トレード』です。じつはスウィングトレードでは、それが重要だと思っています。素人が下手にスキャルピングやデイトレードに手を出しても資金を減らすだけ。通勤中などに分析し確実なチャンスだけをスマホで狙っていけば余分な負けを排除できるからです」
ひろぴーさんが2月末に発売した著書のタイトルは「トレードは週1回! 少額でも月30万円儲かるビットコイン革命」。週1回程度のトレードでもひろぴーさんは充分な利益をあげてきた。
「会社員時代、お金に縛られない生活ができたのは片手間トレードのおかげです(笑)」
働きながらのFXで資産を増やし、2015年には29歳にして会社を退職。ひろぴーさんは専業トレーダーへ転向する。さらにビットコインなどの仮想通貨へと手を伸ばしていく。
ひろぴーさん(その4)へ続く。
ひろぴーさんのコラムは全4回となっています。
⇒ひろぴーさん(その1)あの人気投資家が生まれるまで
⇒ひろぴーさん(その2)模倣から生まれたオリジナル
⇒ひろぴーさん(その3)「副業」としてのFX
⇒ひろぴーさん(その4)仮想通貨でスウィングトレード
【プロフィール】
ひろぴーさん(羊飼いの最新FX本にも別視点からのインタビュー記事あり)
サラリーマンをしながらFXトレードで開眼。億り人になる。現在はビットコインからFX、長期投資からデイトレまでこなすマルチトレーダーとして活躍し、FX会社やビットコイン取引所が主催するセミナー講師としてしても引っ張りだこに。ラジオNIKKEIのパーソナリティとしても人気を集める。
2月8日に著書『トレードは週1回! 少額でも月30万円儲かるビットコイン革命』が発売。
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