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毎週金曜日にお届けします！！

今週も先週に引き続き、ひろぴーさんについてです。

⇒ひろぴーさん(その1)あの人気投資家が生まれるまで
⇒ひろぴーさん(その2)模倣から生まれたオリジナル
⇒ひろぴーさん(その3)｢副業｣としてのFX
⇒ひろぴーさん(その4)仮想通貨でスウィングトレード

■自分に合った分析だけを取捨選択する

FXを始めたものの、苦戦が続いたひろぴーさん。浮上するきっかけとなったのは、セミナーや書籍などへの惜しみない投資だった。

「プロの為替ディーラーや勝っている個人投資から学んだテクニカル分析やファンダメンタルズ分析の使い方、資金管理を片っ端からマネしてみたんです。最初はまったく同じように模倣して使ってみました。でも当時は資金も小さかったし、会社員だったので時間の制約もある。すべてが自分に合っているわけではありません。マネしているうちに『ここは自分に合っているけど、ここは合わない』ということが見えてくるんです」

「１分足の移動平均線を利用したトレードはできないが、分析方法自体は４時間足でも使えそう」、「ファンダメンタルズ分析のうち、オプションの使い方だけは取り入れる価値がありそう」といったように自分のトレードスタイルに合わせて、"美味しい"部分だけを採用していった。

■ファンダもテクニカルも取り入れたスウィング

「そうするうちに収益が安定し、現在のようなスウィングトレードのスタイルが固まっていったんです。FXを始めてから４年目には年100％、つまり１年で２倍になる程度には稼げるようになっていました」

ひろぴーさんのトレードは週足から日足、４時間足くらいまで長めのチャートを見ながらのスウィングトレードが中心。チャートもファンダメンタルズも活用する「雑食」だ。

「我ながら冴えていたなと思うのは、昨年後半のポンド上昇でのトレードですね。ブレグジット以降、3回止められていたレジスタンスラインを上抜けしていった場面です。強力なレジスタンスラインでしたが、これだけハッキリと引けて誰もが意識するラインだと４回目は上抜けしやすい。RCIを見ても短期線が上がり始めていたし、ファンダメンタルズ面では利上げが意識され始めて追い風が吹いていた。今回はレジスタンスラインをブレイクするだろうとロングを入れていました」

■英ポンド上昇をド天井で利益確定

中央銀行理事からタイミングよく利上げ発言が出たこともあって、英ポンド／円は急騰。148円のレジスタンスラインを上抜けすると151.53円まで上昇した。

「週足レベルの強力なレジスタンスラインだったのでブレイク後の勢いが強かった。利益確定したのがド天井の151.50円です。冴えていましたよね（笑）」


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ひろぴーさん(その3)へ続く。

■ひろぴーさんのコラムは全4回となっています。
⇒ひろぴーさん(その1)あの人気投資家が生まれるまで
⇒ひろぴーさん(その2)模倣から生まれたオリジナル
⇒ひろぴーさん(その3)｢副業｣としてのFX
⇒ひろぴーさん(その4)仮想通貨でスウィングトレード

【プロフィール】
ひろぴーさん(羊飼いの最新FX本にも別視点からのインタビュー記事あり)
サラリーマンをしながらFXトレードで開眼。億り人になる。現在はビットコインからFX、長期投資からデイトレまでこなすマルチトレーダーとして活躍し、FX会社やビットコイン取引所が主催するセミナー講師としてしても引っ張りだこに。ラジオNIKKEIのパーソナリティとしても人気を集める。
2月8日に著書『トレードは週１回!少額でも月30万円儲かるビットコイン革命』が発売。
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