【FX突撃取材!】5月14日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、西原宏一さんの有料メルマガ『トレード戦略指令』の共同執筆者で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
既に西原宏一さんには、毎週水曜日と金曜日に電話取材させて頂いていますが、週初の戦略も聞きたいっ!と言うことで竹内のりひろさんにお願いしました。
>>>竹内のりひろさんも参加【西原宏一のトレード戦略指令】の詳細はこちら
それでは、2018年5月14日11時過ぎに竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■5月14日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週は、武田薬品工業とリクルートの2件の大型M&Aが発表され、思惑的な円売り、米ドル買いを背景に、米ドル/円は、一時110.02円まで上昇する場面があった。しかし、米CPI(消費者物価指数)の悪化から上昇は失速し、一週間のレンジはわずか1円26銭に留まった。さらに、先週の値動きが、前の週のレンジ内に納まったことから、モメンタムの弱さが目立った一週間となった。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
こうした中で、欧州に目を転じると、経済指標が軒並み悪化してきているという現状がある。まず、5月3日(木)に発表された4月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)は、1.2%まで低下。2017年1月に到達した2.0%から低下が鮮明となっている。続いて、4月のユーロ圏PMIは、2017年1月以来の低水準となる55.1まで下がった。そして、ドイツのIFO景況感指数は、4月から算出方法が変更となったが、その新基準のもとで発表された4月の数値は、予想を下回った。
こうした経済指標悪化の背景として指摘されてきたのは、南欧での降雪、インフルエンザの蔓延、そして2018年は、イースター休暇のずれにより航空運賃などが3月に上振れし、その反動が4月に出たことなどがある。
ECB当局者は、この景気減速は一過性であると主張しているが、夏に向けて回復しなかった場合、ECBの引き締めは遠のきそうだ。
一週間のボラティリティから換算する今週のレンジは、米ドル/円で108.50~110.50円、ユーロ/米ドルで1.1850~1.2050ドル、ユーロ/円で129.50~132.00円を予想している。
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