【FXライター高城のFXで稼ぐ方法は勝者に訊け!】ロジット原田さん(その3)介入で12時間の連続配信
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今週は先週に引き続き、ロジット原田さんについてです。
⇒ロジット原田さん(その1)2000人を集める人気YouTuber
⇒ロジット原田さん(その2)暗黒を切り裂いた絶対等間スライダー!
⇒ロジット原田さん(その3)介入で12時間の連続配信
⇒ロジット原田さん(その4)億トレの前祝い
■配信中に始まった為替介入
2024年4月29日、ロジット原田さんが配信している最中に円安が加速し、政府・日銀の円買い介入が始まった。
「相場が動きだしたらトレードせざるを得ません。配信を終了する時間も惜しいので、やめるにやめられなくなり気づけば12時間配信していました。しかも介入の初動では『これは介入だとは思いません!』なんて言って100万円くらい食らって......」
原田さんのYouTubeチャンネルにはアーカイブが残されており、誰でも無料で視聴できる。介入時の値動きを確認できる貴重な動画だ。
「昼すぎの介入はすぐに見極められませんでしたが、夕方や夜の介入はしっかり取れた。結局、あの日は124万円ほどの利益になりました」
どんなトレードを行なっていたか、原田さんの動画をぜひ確認してみてほしい。
●160円への急騰時
●最初の介入
●2回目の介入
■パニック相場の攻略法
「僕は『パニック相場』と説明しているのですが、為替介入やリスクオフが加速する『〇〇ショック』のようなとき、大きな経済指標の発表直後など普段とは違う値動きをしながらバンバン動く相場が稼ぎどきだと思っています。そんな相場で大きく稼ぎ、普段の相場では勝ったり負けたり、です」
介入時の原田さんは秒単位のスキャルピングよりも長く、数分単位で握る「分スキャ」だ。
「介入だと判断できたら、売りポジションをなるべく握る方向で考えます。スプレッドも広がるため、細かく売り買いするよりも『きっと下がる』と握ったままのほうが多く取れるためです。2022年の介入時も大きく稼げました。ただ、当時はまだ知識が乏しく、逃したチャンスもありました」
GMOクリック証券など一部のFX会社では1日の取引量に上限が設けられている。原田さんは上限に達してしまったあと、米ドル/円ではなくユーロ/円の売りを選択した。
「ユーロ/円も同じように下がると考えたのですが、米ドル/円ほどは下がらなかった。今思えば、介入のような大相場ではスプレッドが広いものの上限がゆるい『USL/JPY』などの通貨ペアで取引すべきでした」
USL/JPYはGMOクリック証券やくりっく365で用意されている大口向けの通貨ペア。USLの「USDのラージ」といった意味合いになる。
■指標発表直後のトレード
「介入ほどではなくとも、大きな経済指標が発表された直後も好きな相場です。急騰・急落して、まだ値動きが落ち着かず、上下に大きくブレているときの順ばりです。市場参加者もパニックになっていて『そっちに抜けるのか?!』と慌てる動きに追随すると、損切りが燃料となり、短期間で大きく動くことがあります」
このときのイメージは三角持ち合いだという。
「発表直後は大きく上下に動き、時間とともに上下幅が縮小していく。上下2往復くらいはチャンスがあるのではと期待しています」
「パニック相場と、通常の相場では効率に大きな違いがあります。しかもパニック相場は勝ちやすい。それだけをやっていれば人生はもっと楽になる。年に1、2回は大きなパニック相場があります。そこで大きく稼いで、あとは遊んで暮らすのが理想、です」
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ロジット原田さん(その4)へ続く。
ロジット原田さんのコラムは全4回となっています。
⇒ロジット原田さん(その1)2000人を集める人気YouTuber
⇒ロジット原田さん(その2)暗黒を切り裂いた絶対等間スライダー!
⇒ロジット原田さん(その3)介入で12時間の連続配信
⇒ロジット原田さん(その4)億トレの前祝い
【プロフィール】
ロジット原田さん
FXトレーダー、YouTuber、発明家。会社員、パチプロを経て株式トレーダーに。リーマンショック後の下落相場で2.7億円弱稼ぐも、その後は絶不調に陥り撤退。アルバイトで糊口をしのぎながら発明家やFXトレーダーとして再起を図る。FXでの生涯収支は約2000万円のプラス。平日9時ころから配信するYouTubeライブは2000人を集める人気に。