【FXライター高城のFXで稼ぐ方法は勝者に訊け!】にとばつFXさん(その1)昨年4000万円を稼ぐ
ガチンコFXの人気コンテンツ【FXライター高城のFXで稼ぐ方法は勝者に訊け!】が羊飼いに移植!
毎週金曜日にお届けします!!
今週から、にとばつFXさんについてのコラムが始まります。
⇒にとばつFXさん(その1)昨年4000万円を稼ぐ
⇒にとばつFXさん(その2)1→100ロットまで2週間
⇒にとばつFXさん(その3)秒スキャで稼げなくなる日に備えて
⇒にとばつFXさん(その4)分スキャのトレード手法
■「秒スキャで稼げる時代は終わる」
FXではさまざまなトレードスタイルがあるが、昨年から億トレが多く誕生しているのが、秒単位で取引を繰り返す「秒スキャ」。この連載に登場してくれたナナキさんや将軍さんなども秒スキャのトレーダーだ。
「今は秒スキャで稼ぐのが正解だと思う。それ以上に稼げるスタイルは見当たらないからです。秒スキャで億を稼ぐトレーダーが増えているのはいい流れだと思いますが、でも秒スキャで稼げる時代はすぐに終わるんじゃないか、とも思っています」
そう警告するのは、専業トレーダーのにとばつFXさんだ。
「秒スキャはFX会社の取引環境や為替市場のボラティリティ次第で、そこに依存する部分が大きい。いつまでも、この環境が続くとは思えません。僕が会社を辞めたのも秒スキャには厳しい時期でした」
■手が届かないモノを手にしたい
にとばつFXさんが退職したのは2021年9月。コロナショックの余波も冷めたころだった。
「FXは学生時代から10年ほどやっていましたが、偽物の情報をつかまされたり、『まだ本気出してないから』と自分に言い訳したりして、ずっと負けていました。本腰を入れ始めたのは30歳を超えたときでした。『今の人生では手の届かないモノ』があることがたくさんあることを知り、そんな人生がイヤになったんです」
会社員として働き続けてもタワーマンションや高級車には手が届かず、タクシーに乗ることすら躊躇する人生――。
「なにもがんばらず、本気を出さずに生きてきたからそうなってしまった。今が人生の頑張りどきなんじゃないか、と退職を決断したんです」
勝てるようになってからの退職ではなく、見切り発車での専業トレーダー転向だった。
■「再現性のあるスタイルが秒スキャだった」
「会社員時代はスイングトレードのような長い時間軸の取引で、ぎりぎりプラスになるくらいまで上達してはいました。ただ、時間軸が長いスタイルだと取引回数が少なく、運で勝っているのか、実力で勝っているのか、再現性がはっきりしない。自分が勝てるトレードを本当にやっているのかどうか、その不安が取り除けないのが問題でした」
専業トレーダーとして安定的に稼げるスタイルを求めて、にとばつFXさんが始めたのが秒スキャだった。
「秒スキャは1日に100回、200回と取引するチャンスがあり、再現性が高かったからです。秒スキャというスタイルは知っていましたが、本当に勝てるのかどうか、まだ迷いがありましたが、SNSを通じて本当に秒スキャで勝っている人の存在を教えてもらい、自分の道筋が見えてきたんです」
※クリックで拡大します
にとばつFXさん(その2)へ続く。
にとばつFXさんのコラムは全4回となっています。
⇒にとばつFXさん(その1)昨年4000万円を稼ぐ
⇒にとばつFXさん(その2)1→100ロットまで2週間
⇒にとばつFXさん(その3)秒スキャで稼げなくなる日に備えて
⇒にとばつFXさん(その4)分スキャのトレード手法
【プロフィール】
にとばつFXさん
30代、専業トレーダー。学生時代にFXを開始。まだ勝てていないなか、見切り発車で大手企業を退職し、専業トレーダーへ転向。トレードスタイルを長期から超短期のスキャルピングに転換し、ゼロから研鑽を積む。2022年の円安相場で収支が一気にプラスへ転じ、昨年の利益は約4000万円。現在は秒単位のスキャルピングから、分単位のスキャルピングへとさらなるスタイル転換をめざす。YouTubeでのトレード配信も活発で2023年7月には24時間配信も敢行した。