【FXライター高城のFXで稼ぐ方法は勝者に訊け!】原田ヨシキさん(その1)岐阜さんの対戦相手はFXトレーダー
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今週から、原田ヨシキさんについてのコラムが始まります。
⇒原田ヨシキさん(その1)岐阜さんの対戦相手はFXトレーダー
⇒原田ヨシキさん(その2)プロ格闘家から配信の世界へ
⇒原田ヨシキさん(その3)格闘家のメンタルvsFX
⇒原田ヨシキさん(その4)岐阜さんをなめたらヤラれる
■「岐阜さんへの恨みはリングで晴らす!」
「FXはしばらく休んでいたんですよ。漁師が忙しいし『ふわっち』での配信もあるし。でも岐阜さんと対戦するとあって久しぶりにチャートを開いたら、ついトレードしたくなり入金してしまった。結果? 負けました。この損失は岐阜さんのせい。リングの上で腹いせしてやりますよ」
そう意気込むのは「ウナギ王」こと原田ヨシキさん。今年8月に開催される格闘技イベント「spark」へまさかの参戦を表明した岐阜暴威さんの対戦相手だ。
配信サイト「ふわっち」で8600人を超えるフォロワーを抱える有名配信者でもある原田さんだが、投資クラスタには馴染みが薄いかもしれない。どんな人なのだろうか。
■「野生のカリスマ」を師匠とするプロ格闘家
「18歳で東京へ出て働き始めました。当時は大晦日のゴールデンタイムに格闘技イベントが3つも放送されていた、すごい時代。魔娑斗さんやKIDさんなど軽量級の選手も活躍していて、これからおれも行ける、と思ったんです。人生は1回きりだし、このまま仕事だけで一生を終えるのはつまらない。3年間は本気で格闘技をやって、それでダメだったら見切りをつけようと、仕事を辞めて格闘技ジムに入門しました」
原田さんが最初に門を叩いたのは麻布にある格闘技ジムだったがプロ志向からフィットネス重視への方針転換により、世界王者にも輝いた桜井"マッハ"速人選手のジムへ移籍した。
「ジムに住み込む内弟子として、マッハさんの付き人になりました。『野生のカリスマ』と言われるとおりの人でしたね......いい意味で、です。いい意味で破天荒だし、いい意味で野生でした。格闘家も配信者も変わった人が多い。岐阜さんもそうですが、普通じゃつまらない。バカと天才は紙一重、ということだと思います」
■対戦相手はみな出世する
初めてリングにあがったのは2008年9月だった。
「デビュー戦の相手は鈴木博昭選手。『怪物くん』と呼ばれるほどの選手で、チャンピオンにもなりました。僕と試合した人はみんな、のちに活躍するんです。DJ.taiki選手に中村優作選手、芦田崇宏選手や和田竜光選手も大きな大会で活躍していますし、レオナ・ペタス選手なんて今やK-1のチャンピオン。極めつけは平本蓮選手ですね」
ツイッターを使った「煽り」でも有名な、現在の格闘技界を代表する選手のひとりだが、当時の平本選手はまだ高校2年生だった。
「SNSを使ったトラッシュトーク(舌戦)もない時代でしたが、僕は『大人の厳しさを教えてやる』『KOできるもんならしてみろよ』なんてツイッターでさんざん煽ったら、KO負けです(笑)」
ご多分に漏れず平本選手も出世階段を登り始め、今年4月に開催された「RIZIN」でセミファイナルを務めるまでになった。買う銘柄がみな暴落することから岐阜さんについた異名は「逆神」だが、原田さんは対戦相手を出世させる、いわば「逆・逆神」だ。
■ケガに泣かされ届かなかった「あと一歩」
原田さん自身はといえば、ケガに泣かされ続けた。
「中堅選手に勝って、あと1回勝てばタイトルに挑戦できるという試合でいつも負けてしまう。KO勝ちしたのに手を折ったり、足を折ったり、受けた手術は合計6回。ケガが完治する前に大事な試合が決まり、ろくに練習もできずに試合に臨むことも多かったんです」
届かないあと一歩、相次ぐ骨折で原田さんは格闘技に見切りをつける日がきた。それはFXと出会う日でもあった。
原田ヨシキさん(その2)へ続く。
原田ヨシキさんのコラムは全4回となっています。
⇒原田ヨシキさん(その1)岐阜さんの対戦相手はFXトレーダー
⇒原田ヨシキさん(その2)プロ格闘家から配信の世界へ
⇒原田ヨシキさん(その3)格闘家のメンタルvsFX
⇒原田ヨシキさん(その4)岐阜さんをなめたらヤラれる
【プロフィール】
原田ヨシキさん
格闘家、漁師、配信者。2008年、シュートボクシングのリングでデビューし、以降はプロの格闘家としてDEEPやKrushなど大手格闘技イベントのリングに数多く上がる。2017年12月のレオナ・ペタス戦を最後に格闘家は「休養」。FXに打ち込んだ時期を経て、現在は地元・千葉でのウナギやハマグリ漁の様子をふわっちで配信するとともに「原田水産」として販売。配信者の格闘技イベント「spark」を定期的に開催する。168センチ、75キロ。