【FXライター高城のFXで稼ぐ方法は勝者に訊け!】マエダイさん(その1)26歳、5年で約16億円の利益!
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今週から、マエダイさんについてのコラムが始まります。
⇒マエダイさん(その1)26歳、5年で約16億円の利益!
⇒マエダイさん(その2)反省ノートとボイスチャット
⇒マエダイさん(その3)上昇・下落・レンジ、勝ちやすい相場は
⇒マエダイさん(その4)アルトコインや他市場の取引も
■「そんなの絶対ウソやんw」
「もし僕が『元手1万円で約16億円を稼ぎました』って聞いたら、『絶対ウソやんw』って思うんですよね」
そう語るのは仮想通貨を取引し、元手1万円で約16億円を稼いだ専業トレーダーのマエダイさんだ。その実績がウソではないのは、「MAEDAI」で登録するバイナンスのリーダーズボードやGMOクリック証券のトレードアイランドで証明されている。
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■元手はビットフライヤーに入れた1万円だけ
しかもマエダイさんはまだ26歳。投資を始めたのは大学生だった5年前の2017年。コインチェックが出川哲朗のCMを放映し、日本が仮想通貨バブルに湧いていたころだ。
「同世代の人はみんなそうだと思うんですが最初はリップルを買うんです。20万円分を買ってみると400万円になりましたが、でも素人なので天井で売れるはずはなく、コインチェック事件が起きて、結局は30万円くらいで決済したと思います。もう記憶から消しているんですけど(笑)」
素人同然の売買だったが、このときの経験がマエダイさんをトレードの世界へと誘っていく。
「一度は20万円が400万円になった。その数字を見ちゃったので『これなら値動きが予想できればすごい儲かるんじゃないか』と。当時ツイッターで『1万円をどこまで増やせるか』みたいな、デリバティブ(証拠金取引や先物取引など)で少額を増やす、というのが流行っていたのに影響を受け、自分も1万円で挑戦したのが始まりです」
2018年4月にビットフライヤーへ入金した1万円――これがマエダイさんの投資元本のすべてだ。以降は追加入金することなく15億円を稼ぎ出してきた。それも投資経験のない大学生が、だ。
「最初は行動経済学やチャート分析など教科書的なことを勉強しましたが、知識の丸暗記では相場の本質的な理解にはつながりませんでした。実際にトレードしてみて気になった値動きの本質を自分なりに理由づけし、それを続けることが成長につながったと思います。たとえば『RSIが80を超えたから売り』とか『酒田五法の三羽烏が出たから売り』とか、丸暗記の知識に本質があるわけではないですよね」
■「公式」ではなく「本質」の理解を
「三羽烏」は酒田五法の基本となるパターンのひとつ。高値圏で陰線が3本続くパターンで下落を示唆する足形だ。
「三羽烏であれば、高値圏で陰線が3本続けばロンガー(買い手)は反落を警戒して投げるし、反転に期待した新規のショート(売り)も入ってくる、だから下がる、ということが本質ですよね。『三羽烏は売り』と公式として覚えるのではなく、自分なりに公式の本質を咀嚼しながら理解していったつもりです。その結果、酒田五法やマイナーなチャートパターンの名前はほとんど忘れました」
マエダイさんが見ているチャートはごくシンプル。移動平均線もオシレータもテクニカルは何ひとつ表示させていない。
「当時はスキャルピングも流行っていましたが、それはもう反射神経が重要なスポーツの領域に思えたし、資金が増えるに連れて流動性の壁にぶつかり増やしにくくなるだろう、と。だったら長めのトレードのほうがいいなというのは最初から頭にあり、基本的には今とほぼ同じスイングトレードのスタイルが当時から確立されていました」
そのスタイルがどう磨かれていったのか、さらに聞いていこう。
マエダイさん(その2)へ続く。
マエダイさんのコラムは全4回となっています。
⇒マエダイさん(その1)26歳、5年で約16億円の利益!
⇒マエダイさん(その2)反省ノートとボイスチャット
⇒マエダイさん(その3)上昇・下落・レンジ、勝ちやすい相場は
⇒マエダイさん(その4)アルトコインや他市場の取引も
【プロフィール】
マエダイさん
専業トレーダー。大学生だった2018年に1万円の元手で仮想通貨FXを開始。2022年11月までに約16億円の利益を稼ぐ。2020年に大学を中退。現在は専業トレーダーとして現物株や株価指数CFD、為替FXへも手を広げる。その投資成績は「MAEDAI」で登録するGMOクリック証券のトレードアイランドやバイナンスのリーダーズボードで確認できる。