【FXライター高城のFXで稼ぐ方法は勝者に訊け!】なんばさん(その4)「子供部屋おじさん」の専業生活
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今週は、なんばさんについて最終回です。
⇒なんばさん(その1)臨死体験と専業転向
⇒なんばさん(その2)ブレイク狙いの3類型
⇒なんばさん(その3)FX、株、仮想通貨
⇒なんばさん(その4)「子供部屋おじさん」の専業生活
■7枚のモニターでトレード
専業トレーダーとして7年目を迎えたなんばさん。どんな環境でトレードしているのだろうか。
「モニターは7枚です。米ドル/円、ユーロ/米ドル、英ポンド/米ドルのチャートを2枚のモニターに表示させています。自分のレイアウトはいびつ。まだまだ改良の余地は多いなと」
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■行き着いたのは「チャート至上主義」
それぞれどんな役割を持っているのだろうか。
「上段中央と右側はクロス円や豪ドル、株価指数などのチャートです。取引対象ではないですが、分析の参考に使うためのチャートですね。米ドル/円と株価指数が強く相関する時期にはよく見ていました。今は米ドル/円と株価との相関性が薄れているので、あまり気にしないですが。クロス円も同様です」
左上のモニターはツイッターだ。
「一時期、ファンダメンタルズ分析を取り入れて成績を改善したいと思ったのですが、でも、『チャートが買い、ファンダが売り』だとしたときに買いを見送るかといったら見送らない、くらいです。チャート至上主義は変わらなかったですね」
チャートにはどんなインジケータを表示しているのだろうか。
「移動平均線だけですね。売買のシグナルにするというよりは参考程度です。あとは東京、ロンドン、ニューヨークの時間帯を自動で囲ってくれるインジケータを入れている程度なのでシンプルです」
■「働かなくてもなんとかなる」
専業トレーダーとして7年目、これからの目標はどう考えているのだろうか。
「デイトレ口座をハイレバで回して、上手くいくようなら資金を増やすし、減っていくようなら考えようって。今は大きく買っていた時期の貯金もあるし働かなくてもなんとかなるんじゃねぇの、っていう感じです(笑)」
この自然体な姿勢が成功の秘訣なのかもしれない。
「嫁さんでもいれば別だけど家族もいないし、お金を使うタイプでもない。両親と同居なので家賃がかかるわけでもないし、言ってみれば、『子供部屋おじさん』なんで(笑)」
なんばさんのコラムは全4回となっています。
⇒なんばさん(その1)臨死体験と専業転向
⇒なんばさん(その2)ブレイク狙いの3類型
⇒なんばさん(その3)FX、株、仮想通貨
⇒なんばさん(その4)「子供部屋おじさん」の専業生活
【プロフィール】
なんばさん
専業トレーダー。リーマンショック前夜にFXを始める。苦戦が続くも臨死体験をきっかけにアルバイトを退職。2013年から専業トレーダーへ転向する。逆バリのスキャルピングを中心にして2017年には2000万円の利益を稼ぐ。2018年からはデイトレードへとスタイルを転換。新たな手法を模索する。