【FXライター高城のFXで稼ぐ方法は勝者に訊け!】ひふみさん(その1)工場勤務のハイレバトレーダー
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今週から、ひふみさんについてのコラムが始まります。
⇒ひふみさん(その1)工場勤務のハイレバトレーダー
⇒ひふみさん(その2)原油市場を狙い撃ち
⇒ひふみさん(その3)5分足の下ヒゲを狙う
⇒ひふみさん(その4)出金、即復帰で500万円
■ニコ生で育ち、20歳でトレードを開始
FX経験の長い人なら「GFF」さんというトレーダーを覚えているかもしれない。工場勤務で貯めた10万円を2か月ほどで6億円まで増やす様子を配信し、話題となったトレーダーだ。最後は30万円まで資金を減らし退場したが、GFFさんがまいたタネはひとりのトレーダーを育てた。
「GFFさんのFX放送を見たのが18、19歳のころ。『自分もやってみたい』と思いました。でも当時は未成年。口座が開けなかったので20歳になると同時に口座を開設しました」
そう振り返るのは工場勤めの兼業トレーダー、ひふみさんだ。
「最初に開いたのは株の口座でした。資金は50万円ほどだったと思います。1年、2年と続けましたが、資金はだんだん減っていき、20万円くらいになってしまいました。そんなとき知ったのがバイナリーオプション。きっかけはニコニコ生放送のFX配信でした」
■新ルールのバイナリーオプションで成功
ひふみさんがバイナリーオプションを始めたのは2013年。新たな自主規制により商品性が大きく変わった時期だった。
「新しい商品が始まるときは設定がゆるかったり、極端な価格付けになったりしやすい傾向があります。あのときのバイナリーオプションにもそんな傾向があり、20万円が500万円ほどに増えたんです」
大成功を収めたものの、ころがり落ちるのも早かった。
「2014年ころ、原油が100ドルから50ドル割れへと急落していた時期です。よく動いていたのでニコニコ生放送でも原油が盛り上がっていました。それを見て自分も原油のトレードを始めたんですが、500万円の資金を溶かしてしまって......」
20万円→500万円→ゼロへとスタート地点へと逆戻りしたころ、ひふみさんの環境は学生から社会人へと変わっていた。
「仕事が忙しく、それほどトレードしない時期が続きました。FXもちょこちょこやっていましたが、ときどきネットやレートをチェックする程度です」
■リップルの急騰を捉える
次にひふみさんが大きな勝負に出たのは今年1月。今度は仮想通貨だった。
「ニコニコ生放送で仮想通貨系の配信を見ていたこともあり、ビットコインや主要なアルトコインのレートはチェックしていました。リップルが年末にかけて50%近く暴落していたので、大底は近いだろうと思い買ったのが1月3日。途中で何度か決済したり、買い直したりと繰り返しましたが、1か月後には2倍近くに上昇。100万円の資金が221万円になりました」
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リップルで再び資金を増やしたひふみさんが次に目を向けたのは、一度は痛い目を見た原油だった。
ひふみさん(その2)へ続く。
ひふみさんのコラムは全4回となっています。
⇒ひふみさん(その1)工場勤務のハイレバトレーダー
⇒ひふみさん(その2)原油市場を狙い撃ち
⇒ひふみさん(その3)5分足の下ヒゲを狙う
⇒ひふみさん(その4)出金、即復帰で500万円
【プロフィール】
ひふみさん
工場勤務の兼業トレーダー。10代後半に見た投資系ニコニコ生放送でトレーダーを志す。20歳になると同時に口座を開き、トレードを開始。株式投資やバイナリーオプション、原油、FXなど折々の盛り上がっている商品、市場へと資金を投じる。一時は20万円の資金を500万円まで増やすも2014年からの原油の下落相場で退場。2020年3月の原油市場では200万円の資金を一時2500万円まで増やす。自他ともに認めるギャンブル系ハイレバトレーダー。