【FXライター高城のFXで稼ぐ方法は勝者に訊け!】Zeppy・KENさん(その1)大学生のFXユーチューバー
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今週から、Zeppy・KENさんについてのコラムが始まります。
⇒Zeppy・KENさん(その1)大学生のFXユーチューバー
⇒Zeppy・KENさん(その2)取引ルールを固める
⇒Zeppy・KENさん(その3)大学生トレーダーの戦略
⇒Zeppy・KENさん(その4)「1:2」を守る
■現役大学生、登録者は5万人
「就職活動では、ある運用会社で順調に進んでいました。望んでいた業界でしたが、ちょうどそのとき、『Zeppy』が人を募集していたんです。もともと投資を広めたいという思いもあり、Zeppyに参加することになりました」
登録者5万人を超える投資家ユーチューバー集団Zeppyに所属することになった経緯を、そう振り返るのは大学生トレーダーのKENさん(写真、左から2人目)だ。
元お笑い芸人であり、株の億り人でもある井村俊哉さんを中心とするZeppyにあって、KENさんは異質な存在だ。
「Zeppyでは株の放送が中心ですが、僕が最初に手がけたのはFX。4年前、大学入学とほぼ同時に始めました」
いち早く投資を始めたのには、きっかけがあった。
「祖母の存在です。文学を学びたいと思って大学受験の準備をしていたのですが、祖母が倒れてしまった。母が病弱だったこともあり、自分を育ててくれたのは祖母。だから家で看取りたかった。でも体は動かないのに根性だけはあるんです。自転車に乗ろうとして転んだり、家事の最中にベランダで倒れたり......。」
■「ザ・昭和」の祖母
介護とアルバイトの日々。受験勉強は後回しになったが、最期を看取ることができた。
「相続を手伝う中で気づいたのが、ほぼすべての資産が定期預金だったこと。祖母は『ザ・昭和』みたいな貯蓄派だったんです。祖母がもし、若いころから株に投資していれば、違った人生があったはずです。いくら世間が好景気に湧いていても、資産を金融市場に置いておかないと恩恵が得にくいんだな、と」
文学部から経済学部へと目標を変えた。まわり道したため、同級生よりも年長での入学となったが、その分、金融市場への意識は強く持っていた。
■入学直後に出会った本がきっかけに
「大学へ入ったら自分でも投資しようと思っていました。FXを選んだのは、田畑昇人さんの『東大院生が考えたスマートフォンFX』を読んだ影響です。FXなら元手が少なく始められるし、FXを身近に感じました。僕の元手もホントに少なかったので」
大学入学から1か月。10万円の元手でFXを始めた。
「10万円はすぐにゼロになり、バイトして稼いだお金を入れては溶かし、の繰り返し。書籍やブログで勉強もしたし、チャートに向かう時間も人より長かったはずですが、基本ずっと負け。30、40万円くらい負けたと思います」
FXを始めてから半年、負け続けて迎えたのが2016年11月9日。大学を休んでトレードすることを決めていたこの日、KENさんのFXは大きな転機を迎える。
Zeppy・KENさん(その2)へ続く。
Zeppy・KENさんのコラムは全4回となっています。
⇒Zeppy・KENさん(その1)大学生のFXユーチューバー
⇒Zeppy・KENさん(その2)取引ルールを固める
⇒Zeppy・KENさん(その3)大学生トレーダーの戦略
⇒Zeppy・KENさん(その4)「1:2」を守る
【プロフィール】
KENさん
投資家ユーチューバー集団「Zeppy」所属。大学在学中には投資サークル「KISHU」を創設し、名古屋証券取引所主催の株式投資コンテストや新聞社主催の銘柄バトルなどで優勝。大学入学直後の2016年からFXを始め、トレードスタイルを確立した2018年には100万円弱の利益に。2020年4月からは役員としてZeppyで勤務する。