【FX突撃取材!】10月4日(火曜日)■小林芳彦氏の現在の相場観とFXトレード戦略
FXをしている人ならみんな知っている小林芳彦さん。小林さんはJFXというヒロセ通商の子会社の社長でもあるのですが、毎日リアルタイムにTwitterで公開しているスキャルトレードがスゴイ!!
羊飼いが一番見ているTwitterアカウントかも(Twitterはこちら)!?
その小林芳彦さんから、毎週火曜日に最新の相場観と戦略を聞ける事になりました!!(※取材は電話にて実施)
毎週・火曜日の午後から夕方までの間に羊飼いのFXブログでアップしますので、お楽しみに♪
それでは、 2022年10月4日11時すぎに小林芳彦さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。
■□■10月4日(火)■小林芳彦氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
昨日3日(月)、毎週月曜に出演している日経CNBCの昼の番組打合せで「本日3日(月)は145円を抜けるだろう」と話していた。これまで145円というのは、ここを壁に売っていた人たちがいたので抜けづらかった。また、145円は介入警戒感を抱かれていたため、節目のレベルではあった。しかしながら、個人的にはこのレベルでの介入はないと考えている。というのは、先週も述べた通り、急騰しているときなどにピッチを緩めるための「スムージング」はできても、じり高の時などに「レベルを押し下げるための介入」は米国の賛同を得られないからだ。実際に介入が行われるには、少なくとも直近高値である145.90円を超えるか、146円、147円と急ピッチで上がるか、また1998年の高値である147.63円を超えたときだろう。ここで一つ、トレードをする上で最も重要なことを述べておきたい。例えば、145円を超えた場合、介入は入らないかもしれないが、入ると考えている人たちが多ければ誰も買わないのが為替の世界。介入が入らないと思っても周りが買ってくれないと自分が買ったものの利が乗らない訳だ。トレードは自分ひとりでできないので、マーケットのみんながどう考えているかを考えなければならない。トレードをするうえでこれが最も重要なポイントだろう。自分の相場観で売買したところで、周りがそう思っていなければ勝てないのが相場の世界なのだ。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
今週の米ドル/円予想レンジは、先週同様、141.50~146.50円。昨日3日(月)に145円を超えた際、上昇は145.20円付近までだった。145円を超えてもこの辺りまでしか行かないというのは、介入の効果だと思っている。介入は効果がなかったといっている人もいるが、実際充分、精神的な抑止力になったと感じている。今回、145円というイニシャルポイントを超えたので、壁が上がったという感覚がある。次の壁は145.50円に移っていきそうだ。センチメント自体は変わらず押し目買い回転。介入リスクは低いと考えているが、ロングポジションを長く引っ張るのも気持ち悪いので、ポジションを持ったまま寝たりはせず、リアルタイムで確実に利食ったほうがよさそうだ。指値の買いなどにも注意したほうがいいだろう。
<米ドル/円 日足チャート>
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