FX初心者に役立つ対談動画の文字起こし■□先輩トレーダーから学ぶFX初心者の心得【後編】□■
今回は、【後編】です。
⇒【前編】はこちら
この記事は、FX初心者に役立つ対談動画を文字起こししたものです。
凄く役に立つと思ったので記事にしました。
文字にすると結構ボリュームがあるので、前編と後編に分けてお伝えします。
FXトレーダーの平井聡士さん、のーでぃさんが、FX初心者を応援するため、FXで利益を積み上げるコツや、現在のトレードスタイルをどのように確立したのか?ターニングポイントは何だったのか?などを赤裸々に、そして楽しく語ってくれました。
インタビュアーはFXライターの高城泰さんです。
FXを長く経験しているからこそ話せる、トレードのコツや失敗談などが満載です。
FX初心者はもちろん、これからFXをはじめてみようと思案中の方にもぜひ読んでもらいたい対談内容となっています。
■Youtube対談動画はこちら
⇒先輩トレーダーから学ぶFX初心者の心得<前編>
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⇒羊飼い×先輩トレーダーから学ぶFX初心者の心得【前編】2/21(火)公開
⇒羊飼い×先輩トレーダーから学ぶFX初心者の心得【後編】2/28(火)公開←今回
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FXのルールや仕組み、最初から理解していましたか?
高城
おふたりはFXの仕組みやルールを最初から理解していましたか?
のーでぃ
理解していません!声を大にして言います(笑)。
それで失敗したので、この動画を見ている人には「FXはちゃんと勉強してから取り組もうね」って言いたいです。
当時の私ができなかったことだし、すごく高い志を持っている方々だと思いますので。
平井
この動画を見ている人がね(笑)。
のーでぃ
理解しようという気概がある方々だと思うので、ぜひぜひ勝ってほしいなって。
平井
でも本当に大切なことですよね。
FXにはリスクもあるので、勉強してから始めて長続きしてほしいし、ぜひルールを覚えてからやってほしいですね。
高城
「最低限これだけは覚えておこう」ということは?
のーでぃさんは先ほど「強制ロスカット」されたことがあると話していましたが。
のーでぃ
評価損がふくらむと取引が続けられなくなり、強制的に決済されてしまうこと=強制ロスカットですね。
この仕組みはFX会社のやさしさです。
「これ以上、評価損がふくらんで証拠金が減ってしまうとあなたの口座が大変なことになるのでやめましょうね」と守ってくれる。
ありがたいですね。
平井
僕は「自動逆指値」を設定することですね。
高城
新規注文が約定すると、自動的に損切りの逆指値注文が事前に指定した幅で発注される設定ですね。
これを設定しておけば評価損が無尽蔵にふくらむことがなくなります。
平井
僕は初心者のころ、自動逆指値に救われたんです。
経済指標の発表をうっかり忘れていて反対方向に急に動いても、10pipsなり20pipsなり事前に設定した幅で逆指値注文が約定してくれる。
「保険」みたいな感じですね。
「ポジションに対する思い入れが強すぎて切れなくなった」と、のーでぃさんが話していましたが、執着心があるポジションを手動で切るのはメンタルに負荷がかかるんです。
僕も難しさを感じるときがあります。
いわゆる「コンフォートゾーン」を超えてしまうと手動では切れなくなる。
コンフォートゾーンの手前で強制的に切ってくれるよう自動逆指値を設けておく、というのは有効ですよね。
のーでぃ
私の体験的なことなんですが「たらればを持つな」です。
損切りしたあとって「このポジションを持ち続けていれば儲かったのに」と思うことが往々にしてありますよね。
その記憶を引きずっていると、変なトレードをしてしまったり、損切りの逆指値注文を遠くへずらしてしまうんですよね。
平井
絶対ずらしちゃダメですよね、逆指値は。
のーでぃ
指値は別にいいんですけど、逆指値はずらしちゃダメですよね。
「ここまでの損失なら許容できる」と入れたものなので、それをずらすようだとストーリーが崩れているので損切りすべきです。
ずらしても運よく助かることがありますけど、それを続けると待っているのは「破滅」です。破滅はいいすぎたかな(笑)。
平井
退場ですよね(笑)。
のーでぃ
「もともと立てていたストーリーが崩れたら損切りして気持ちを新たに、ストーリーを練り直す」というのが大事だと思うので「たられば」だけは思わないようにして、気持ちを切り替えてほしいなって思います。
高城
最初は「損切りをずらす、取り消す、最後には見たくなくなって画面を消す」みたいなことをしがちですよね。
のーでぃ
私、ポジションを放置してお風呂に入っている間の「敗率」は9割です(笑)。
なんでか逆に行くんですよね。
ロングのポジションを持っていても、ショートを持っていても逆に行く。
目をそらしちゃダメですね。
損切りした直後にプランを練り直して「まだ行ける」と思ったらまた入り直せばいいので。
もちろん入り直すのに勇気は必要ですが、評価損のポジションを持ったままだと頭にモヤがかかってしまって考えがまとまらなくなってしまう。
1回損切りして頭をスッキリしてからプランを立て直していただくのがいいかなと思います。
トレードスタイルはどうやって確立した?
高城
おふたりはどうやってトレードスタイルを確立したんですか?
平井
今は何種類かのトレード手法があるんですが、誰しもいちばん初めに勝てるきっかけをつかんだトレードってあるんです。
僕はよく「優位性」という言葉を使うんですが――「エッジ」とも言うんですけど――上と下に行く確率が50:50だとしたら、ある瞬間50:50ではなくなるポイントがあるんです。
そんな優位性のあるポイントを見つけてトレードすることですね。
高城
それはどうやって見つけるんですか?
平井
いろんなことを考えて、試して、実験も繰り返して、実際にトレードしてみて「あ、こんなところは勝てるんじゃないか」って、その繰り返しです。
答えにたどりつくまでにはいろんなことをやりましたし、「ここは勝てない」っていうデータも積み重ねてきたんです。
だから負けることも大事で「ここは勝てんわ」ってあきらめをつける消去法の作業でもあって「ここをトレードしていれば勝てるんだ」というのを見つけたら、それを磨く作業ですね。
高城
ファンダメンタルズ分析でトレードしていた時期もあるそうですね。
平井
何が正しかったというよりは、ひとつの道のりだったとは思っています。
難しい言葉になってしまうんですが、現代の市場は「効率化」しているんです。
インターネットがなく、情報の伝達スピードが遅く、取引や情報送信のコストが高かった時代には情報が価格に織り込まれるまで長い時間がかかったんです。
ファンダメンタルズ分析は「情報が価格に織り込まれるまでの時間」が長ければ長いほど有利な手法ですよね。
「こういう事件が起きた、ってことは米ドル/円がこっちに動くぞ」って分析をしてポジションを取っていく。
でも今は、地球の反対側にも一瞬で情報が届く。
情報が瞬時に価格に織り込まれて「効率化」されてしまったんです。
AIの進化もあって、事件やニュースのヘッドラインが瞬時に価格に織り込んで消化され、あっという間に「全戻し」するみたいな。
のーでぃ
AIっていう言葉をよく聞くようになりましたよね。
高城
AIはヘッドラインが出た瞬間にデータを解析して売買する。
人間がニュースを目で読んで手で発注していてはとても太刀打ちできません。
平井
だから「ヘッドラインのしかるべき方向と逆側に打ったほうが儲かる」っていうことも少なくないんですよね。
「だとしたらファンダメンタルズ分析って何だろう?」と思ってしまったんですよね。
高城
ファンダメンタルズ分析を中心に置くのではなく、チャートそのものや時間などに自分なりにエッジを見出そうとしたわけですね。
平井
そのとおりなんですが、大きな材料はやはりトレンドを生むと今も考えています。2022年12月の日銀によるYCC(イールドカーブ・コントロール)修正もそうです。
事前にもし金融政策に変更があれば「どれくらいの破壊力があるか」とは考えていました。
「米ドル/円はこのくらい下げるだろう」と頭のなかに入れていて、それがあっという間に全戻しするとはまったく考えていなかったので、それがファンダメンタルズ分析かといえばそうだと思いますね。
高城
めっちゃファンダメンタルズ分析しているじゃないですか。
平井
いちおう頭に入れつつ、ただあくまでも「自分がいつポジションを取るか」「どこまでポジションを引っ張るか」はもうチャート論です。
のーでぃ
私は平井さんと違って負けていた期間が長く、いろんな種類の失敗を重ねてきたので「失敗したことをもうやらない」ということをメインにしました。
あとはラジオNIKKEIさんでやっている『夜トレ!』という番組でいろんな投資家のお話を聞く機会に恵まれ、手法を聞く機会があったんですね。
なので、いろんな手法を試して「あ、これは私に合ってるな」というものは続投させて「これは私には合わないな」というものは外して、取捨選択していきました。
※『夜トレ!』は12年以上も、ラジオNIKKEI で毎週金曜日午後9時30分から放送しているFXプライムbyGMOが提供するラジオ番組です。
YouTubeでも配信しています。
平井さんもYouTubeで配信していますし、いろんな手法を横断的に見られるようになっているので、小さなロットでもいいから試して「向いているものは残す、苦手なものは外す」っていうのが今っぽい感じかもしれませんね。
資金管理のようにずっと変わらない根幹のところもあるんですが、手法については柔軟性があるというか「今の相場にはこんな感じが合ってるな」って、ふわっとした感じでやっています。
のーでぃさんお気に入りの「ニコニコライン」手法
高城
「ニコニコライン」という独特な移動平均線を使っているとうかがいましたが。
のーでぃ
「252」に設定した移動平均線ですね。
平井
それでニコニコ?(笑)
のーでぃ
もともと根拠があって252にしたわけではなくって、「ニコニコ」ってかわいくない?と思って使い始めたら、嘘みたいに効く時期があって。
高城
使い方を簡単に教えていただけますか?
のーでぃ
通貨ペアは米ドル/円でもユーロ/ドルでも何でもなんですが、5分足で使うことが多いです。
チャートをさかのぼって過去にニコニコラインで止められていたら「次も止められるかな」と考えて、逆張りとかで使う感じです。
「下がってきてニコニコラインにタッチしたら買う」みたいな。
ニコニコラインまで来たら反転するかもなっていうラインとして気に入っています。
※クリックで拡大します
高城
時期によって効く、効かないがあるんですね。
のーでぃ
そうですね。
まったく効いていない時期には使わないです。
ニコニコラインに限らずテクニカル分析は「今は合っているな、今はダメだな」というのがあるので、効いているときに使ってあげればいいと思います。
私、お気に入りの子がいっぱいいるので「今はキミが効いているんだね、一緒に歩いていこうね」って選んで使っています。
平井
ニコニコライン、表示させたくなりますね(笑)。
のーでぃ
でもニコニコラインで止まらずに抜けちゃったときはスピードが加速しやすいので、平井さんはそんな場面を狙っていそうですね。
平井さんの「ラウナン」手法
平井
僕は順張りなので、基本的に抵抗帯を抜けるところを得意としています。
初心者にもおすすめで僕がいちばん得意としているのは「ラウナン(ラウンドナンバー)」ですね。
のーでぃ
ラウナン......?
高城
「.00」や「.50」などのキリのいいレートですね。
平井
「キリ番」と呼んだりもするんですが、抵抗線としてラウンドナンバーはきれいに効くので、抜けるところを順張りするのか、反発するところで逆張りするかは傾向を見ながらどっちもやっています。
高城
順張りするか、逆張りするか、迷ってしまいますね......。
平井
ラウンドナンバーに限らず、ひとつのトレードでずっと勝てるということは絶対になくて、僕らにとっては「ラウンドナンバーではとても特徴的な値動きをする」というだけで充分なんです。
その特徴でどうトレードするかはともかく、取引のチャンスであることは間違いないですね。
高城
エッジを見つけやすいということですね。
平井
間違いなく。
初心者に「どんなところでトレードすればいいですか?」と聞かれたら、僕は「ラウナン」と答えますね。
あとニコニコも(笑)。
のーでぃ
米ドル/円って円も米ドルも馴染みある通貨だし、スプレッドも狭いし、やりやすい通貨ペアですよね。
そのなかでも「.00円」はみんな気にする数字ですよね。
平井
そうです。
「130円ちょうど」とか人間は意識しちゃうので、だからラウナンが効いちゃうんですよね。
のーでぃ
逆指値も「129円ちょうど」とかに入れてしまいますもんね。
平井
それを逆手に取ってトレードしているのが僕らです。
のーでぃ
逆手に取られていたんですね......
どのくらいで収益がプラスになりましたか?
高城
次の質問です。
FXを始めてからどのくらいで収益がプラスになりましたか?
ターニングポイントはありましたか?
平井
はっきり覚えていないですが、僕は早いほうだったと思いますね。
なんかごめん......(笑)。
のーでぃ
いいです、私の傷はいくらでもえぐってください!
私がマイナスなのにしぶとく続けていたのは、FXに使わなければ友だちとランチやカフェで使っていたようなお金だったので「FXと仲良く飲みにいったな」って考えて消化できる金額だったんです。
そうやって小さく続けながら「これはやっちゃいけないな」ということを省いていって。
印象的だったのが2016年のブレグジット(英国のEU離脱)。
ポンド/円をトレードしていて、ブレグジットの国民投票前にポンドを買っていてプラスだったものが何かのニュースで一気にマイナスに転じたんです。
それまでの4年間で「ポンドの値動きに逆らってはならぬ」というのが染み付いていて、逆らってはならぬし「ポンドは動き出したら本当に走る」っていうことも体感していたので、すぐにドテン(ポジションを決済し、反対方向に新規ポジションを持つこと。この場合はポンド/円の買いを決済し、直後に売ること)したんです。
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そうしたら含み益が増えてロットを増やせて、そのときは含み益がのっているので心も軽くなっていて「この状態なら大勝負だな」と思って追加でも資金を投入して、そこで4年分の損失を取り返したんです。
それが私のスタートラインでしたね。
高城
負けていた4年の蓄積があったからこそ大勝負に勝てた。
のーでぃ
それまでに持っていた「ポンドは怖い」という気持ちと、「抜けたらもったいない」という気持ちがあいまって、いいトレードになったんです。
FXと疑心暗鬼で付き合ってきたけど、それからは「お前めっちゃいいやつじゃん!」みたいな気持ちが芽生えて(笑)。
でも調子に乗るのもよくなくて、気が大きくなって普段しないようなトレードを始めちゃう。
それはまた別の話ですが、4年間の失敗と成功体験の組み合わせでブレグジットの波に乗れて、ひとつ成功体験ができたことで一気に変わりました。
ターニングポイントは「時間」への意識づけ
高城
そうしたターニングポイントは平井さんにもありましたか?
平井
最初は24時間動く為替市場のどこかに集中するわけでもなくダラダラ取引し、為替市場という複雑系を相手に何もわからなかったんですよ。
でも、ある
ときに「トレードする時間を絞ってみよう」と思ったんです。
経済指標トレードもそうだし、1日のなかで「カオス」になる局面が東京市場のオープン、仲値、ヨーロッパのオープン、ニューヨークのオープン、ロンドンフィックスと何回かあるんです。
そうした局面に絞ってトレードするようになったこと、ですかね。
のーでぃ
カオス、混沌とする場面のほうが難しそうに思えるんですが......。
平井
大きなリスクもありますが、大きなチャンスでもあり、傾向が出やすい局面でもあるんです。
「経済指標のあとはいつもこういう動きをするよね」という傾向を感じたりすることがありますよね。
のーでぃ
月末やゴトー日(末尾が5と0の日)の仲値とかもそうですよね。
平井
そうです。ダラダラとトレードしていると何をやったらいいか、わからなくなるんですよね。
一定の時間に全集中してトレードするっていうのをまずやってみたんです。
その時間の過去チャートをプリントアウトして研究もして。
それが意味があったかはわかりませんが、一定の時間に集中してコミットすることで何かが見えてきた感はありますね。
のーでぃ
データも取っていたんですか?
平井
取っていましたし、雇用統計2年分をプリントアウトしたり、指標だったら「予想とこのくらい違っていたらどれだけ動くか」とか値幅をイメージできるようにして「今回はこうした数字が出たら逆張りを入れてみよう」とプランを立てたりですね。
のーでぃ
私も記録をつけていたんですが、自分のトレードを振り返るとかテストするのは大事ですよね。
平井
すごく大事です。
のーでぃ
今日のトレードでどんなことがあったかをあとから振り返られるように記録すると、「こういうトレードは苦手だな」とかあとで思い出せますよね。
いろんなトレードを重ねているうちに忘れちゃうので。
平井さんみたいにデータを取ることではっきり見えてくるものがあると思うんです。
スマホや印刷したチャートに記録をつける
高城
記録、のーでぃさんはどんなふうにつけているんですか?
のーでぃ
いろいろ試して、最終的にはスマホに記録をつけるようになりました。
細かいことまでは書かないんですが「このトレードはやばかったな」っていう失敗したトレードに対して「これをやったからダメだった」とか「このときはこういう精神状況だった」とか書いています。
スマホのスクリーンショットにメモする形でもいいと思うんです。
高城
精神状況まで書くんですね。見てみたい。
のーでぃ
誰にも見せられません(笑)。
平井
記録は僕もめちゃくちゃつけました。
勝つためにいちばん大事だと思います。
人にFXを教えるときも絶対に言うのが「プリントアウトしたチャートに『どこでエントリーし、どこでエグジットしたか』を書いてください」ということ。
利益確定だったか、損切りだったか、何pipsだったか、そのトレードでの考察も含めて全部書き込むっていう作業は1年くらい続けました。
高城
平井さんは1日100回近くトレードするわけですよね。
それをすべて書く?
平井
ものすごい量になります。
書くだけで1時間以上かかるんです。
でもやるんですよ。
それをやり続けると「これは明らかに失敗だった」「メンタルが破綻していた」というのが見えてくるので、勝てるポイントを見出すまでも、そして勝てるようになってからも大切でした。
今はエントリーまでは書かなくなりましたが、先ほど話した局面のチャートは記録して保存しています。
でも勝てるようになってからも段階があるんです。
勝てるポイントがわかってもすぐに資金が増えるわけじゃない。
勝てないポイントでもトレードしちゃうんですね。
それを減らさないと収支はプラスにならないので、だから、記録をつけてPDCAを繰り返すという行為が効くんですよ。
「ポジポジ病」(初心者がよくやってしまう、ポジションを取りすぎてしまう行為)という言葉があると思うんですが、ポジポジ病のなかにも勝てるトレードって内包されているんですね。
ということは何をやらないといけないかというと「勝てないトレードを減らす」ことなんです。そのとき、チャートに自分のトレードを書き出して「このトレードは明らかにダメだった」というのを見てわかるようにすることが大切なんです。
高城
おふたりとも失敗したトレードを重視しているんですね。
のーでぃ
そうですね。
高城
負けを減らすということが大事。
のーでぃ
私はそう思っています。
天才的に勝てる人がいたら羨ましいですけど、失敗を減らしていけばプラスが残っていくと思うので。
私の場合はそうでしたし。
FXは楽しいし、夢がある!
高城
最後に視聴者への応援のメッセージをひと言ずついただけますか?
平井
僕は最初、本当に苦労しましたが、努力してここまで来ました。
だから「どんな人にも勝てる可能性がある」って感じるんです。
間違いなく言い切れるのは「FXには夢がある」っていうこと。
僕の収支に嘘偽りはないし、何もないところから3億円を積み上げたので、こんなに夢のあることってないと思うんですよ。
もちろん勉強しなければ負けるリスクもあるんですけど、こんなに夢があることって僕は他に知らない。
これから頑張っていく人に僕から言えるのは「FXにはこんなに夢があるから安心して頑張れ」っていう言葉ですね。
のーでぃ
FXをもう始めた人も、これから始める人もFXを楽しんでほしいなって思います。
楽しむためには気をつけないといけないことがたくさんあります。
すぐに結果を出そうとして焦ると、結果が出ないときに落ち込んだりもしますけど「自分がやってきたことを試す場」だと思って試行錯誤し、成功した、失敗したという過程も全部楽しんで、その先に収益がついてきたら最高だし、私もそうなって楽しさが倍増したし、さらに先には平井さんのようなものすごい収益を出せるかもしれない。
リスクを抑えながら楽しんでいけば、FXは本当に夢があるので、皆さんFXでいい夢を見て......「夢を見て」とか、夢で終わらせちゃうとこでした(笑)。
夢で終わらせずに、実現させて、楽しいことがあった暁にはツイッターで報告してください!
以上
今回の対談動画はこちらでご覧いただけます。
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金融商品取引業者、商品先物取引業者/登録番号:関東財務局長(金商)第259号/加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会、日本商品先物取引協会
各商品は利益を保証した金融商品ではなく、価格の変動で損失を被るリスクがあり、投資元本は保証されません。
預託した保証金の額に比べ大きい金額の取引ができ、マーケットの相場変動率に比べ投資元本の損益変動率が大きく、状況により損失が預託した保証金額を上回る危険性があります。
各商品の買値と売値、スワップポイント、各調整額の受取りと支払いには差があります。また金利変動、相場変動により、スワップポイント、各調整額がそれぞれ受取りから支払いに転じることがあります。
相場急変時、指標発表時などに各商品の価格のスプレッドが拡大する場合がありスリッページが発生する可能性があります。このことから、発注時点に比べ不利な価格で約定する場合があります。また、市場の流動性低下などの理由により注文を受け付けられない場合があります。
『選べる外為オプション』を除く各商品はロスカット機能を設けており、商品ごとの時価評価総額が必要保証金に対し特定の割合を下回った場合、当該商品の口座でロスカットとなります。ロスカット時、強制決済時に元本を超える損失が発生する場合があります。
商品ごとに手数料およびリスクが異なりますので、当該商品の「契約締結前交付書面」、「取引説明書」、「約款」などをよくお読みいただき、それら内容をご理解の上、ご自身の判断と責任において、自己の計算によりお取引を行ってください。