【FX突撃取材!】6月26日(月曜日)■竹内典弘氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内典弘さんは、西原宏一さんの有料メルマガ『トレード戦略指令』の共同執筆者で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
既に西原宏一さんには、毎週水曜日と金曜日に電話取材させて頂いていますが、週初の戦略も聞きたいっ!と言うことで竹内典弘さんにお願いしました。
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それでは、2017年6月26日11時過ぎに竹内典弘さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■6月26日(月)■竹内典弘氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週は材料薄で動意に乏しい展開となったが、今週は米国のPCEデフレーターとイエレンFRB議長の講演によって、動きが出るかもしれない。
まず、30日(金)に発表されるPECデフレーターだが、今月14日(水)に発表されたCPIが下振れした影響で、PCEデフレーターの悪化を一部で織り込んでおり、予想値が下がっている。下方修正された予想値をも下回る数字が出た場合は、米金利低下による米ドル売りに注意が必要だ。
そして、27日(火)26時(日本時間の28日午前2時)からは、イエレンFRB議長がロンドンで講演を行う予定となっている。イエレンFRB議長は、今月のFOMC後の会見において、経済に対して楽観的な見通しを示した。しかし、物価関連を中心に足元の経済指標が悪化していることを受け、弱気なトーンに変わったとすれば、市場は金利低下、米ドル売りで反応するだろう。講演の詳細は不明だが、仮に記者からの質疑応答があるとすれば、高値から22%も下落している原油による影響を問われるだろう。単なる「ノイズ」で片づけるには無理があり、弱気な発言が出てくる可能性もある。FOMC後の強気な姿勢を覆すかどうかが焦点となり、市場はこの講演に高い関心を寄せている。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
一週間のボラティリティから換算する今週のレンジは、米ドル/円で110.00~112.00円、ユーロ/米ドルで1.1100~1.1300ドル、ユーロ/円で123.00~125.50円を予想している。
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