【FX突撃取材!】11月7日(水曜日)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略
【FX突撃取材!企画】にトレイダーズ証券の為替ディーラー井口喜雄さんが参加!
井口喜雄さんは認定テクニカルアナリストで、1998年から金融機関でディーリング業務を行い、2009年からはトレイダーズ証券で同業務に従事。ファンダメンタルズとテクニカルの両方面での為替分析に精通しており、セミナーやマネー誌にも多数登場されています。
井口喜雄さんへの取材は、毎週・水曜日の昼過ぎに行い、当ブログでアップします。
お楽しみに♪
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それでは、2018年11月7日10時過ぎに井口喜雄さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■11月7日(水)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
マーケットは米議会中間選挙の結果待ち。結果が判明するのは本日7日(水)日本時間昼過ぎとなりそうだ。パターンは以下3つ。1.上院共和党が過半数、下院民主党が過半数。2.上院共和党が過半数、下院共和党が過半数。3.上院民主党が過半数、下院民主党が過半数。本日7日(水)朝の報道を見ると市場のコンセンサスは1の上院共和党、下院民主党だが、2の可能性もまだ残っている。3に関しては共和党が上院を落とすとは考えにくいので実際は1か2になるだろう。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
1.上院共和党、下院民主党になった場合...民主党が下院の議席数を大きく伸ばしてねじれ議会となればトランプ政権にとってネガティブ。米ドル/円は手仕舞い売りやリスクオフの円買いが入り、初動は下落が予想できる。しかし、1に関してはマーケットがかなり織り込んでいるほか、イベント通過による不透明感の払拭が買い材料となる可能性もある。
2.上院共和党、下院共和党になった場合...トランプ政権の大型減税や財政拡張といった政策が加速するため、米金利、株価、ドルは続伸が予想される。とはいえトランプラリー再燃といったシナリオはさすがに飛躍しすぎにも思えるので過度な期待は禁物だろう。また、米金利の上昇が急激であれば10月の株価暴落ではないが、「ダウ急落→リスクオフ→円買い」で冷や水を指されるパターンもないとは言えない。
1.2のどちらに転んでも幾分強気のスタンスではあるが、複数のシナリオが存在しており、素直に動いてくれるかは不透明だ。結果が判明して初動で反応できればついて行くが、あくまで短期。安全にいくなら第二波でわかりやすい動きが出たときに参戦出来るようチャンスをうかがいたい。
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