【FX突撃取材!】8月7日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
>>>竹内のりひろさんの有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】の詳細はこちら
それでは、2023年8月7日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■8月7日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週1週間の主要通貨の対ドルでの騰落は、全ての通貨が下落に転じ、ドルは全面高で引けた。大手格付け会社のフィッチ・レーティングズが米国の格下げを発表し、サプライズとなった。米国の財務省からは、四半期定例入札の増額も発表され、米国債の需給悪化も意識された。長い年限の米国債が軟調推移、金利の上昇もあり、ドル買いが続いた。センチメント悪化を反映して、クロス円がむしろ売られている。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
先々週の中銀ウィークや先週の多くの重要経済指標の発表を終え、為替市場ではやや方向感を見出しにくくなっている。先週1週間では多くの通貨の週足は長い上ひげか十字線をきざみ、目先の気迷いを反映する。米ドル/円は週間では上昇して終えているが、日足では高値圏から2本の陰線となり、反発力は乏しい。市場の不透明感を濃くしているのが先週の米国の格下げで、小規模な余震が続く可能性がある。歴史的には、8月の米ドル/円は弱い傾向がある。株価などのリスク資産の動向次第だろうが、場合によっては米ドル/円やクロス円の調整が長引く可能性がある。米ドル/円の戻りは鈍いとみる。今週は米ドル/円で139.00~143.00円、ユーロ/米ドルで1.0900~1.1100ドル、ユーロ/円で154.50~157.50円とみている。
(※節目となるテクニカルポイントについては有料メルマガにて随時配信中)
<米ドル/円 日足チャート>
※クリックで拡大します
<ユーロ/米ドル 日足チャート>
※クリックで拡大します
<ユーロ/円 日足チャート>
※クリックで拡大します
>>>竹内のりひろさんの有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】の詳細はこちら