【FX突撃取材!】12月8日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2025年12月8日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□12月8日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週1週間の主要通貨の対ドルでの騰落は、スイスフラン以外の通貨が上昇しており、3週間連続でドルはほぼ全面安の展開で引けた。円は上昇通貨の下位(+0.54%)に位置する。来週に予定される日銀金融政策決定会合を前に、先週は植田日銀総裁の講演のなかで、利上げを示唆する発言があり、為替市場では一時的に円買いが強まった。
来年5月に任期を終了するパウエルFRB議長の後任人事では、候補者のなかで最もハト派のハセット国家経済会議委員長の可能性が高まり、金利低下、ドル売りが続いた。
ただ、米ドル/円の週間の値幅は1円83銭にとどまり、大きな動きにはなっていない。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
今週米国ではFOMCが開催され、11日(木)日本時間早朝に政策金利が発表されるが、利下げはほぼ確実。その織り込みもほぼ終わっている。
米政府機関閉鎖の影響から経済指標の発表が遅れ、視界不良のなかでの利下げとなるだろう。
焦点はこの先の見通しとパウエル氏の会見だが、現在会合は指標等の結果がそろわず、次回会合以降はよりデータ次第の姿勢を強めるだろう。
材料出尽くしから今週はゆるやかなドルの底入れを予想する。
今週は米ドル/円で154.00~157.50円、ユーロ/米ドルで1.1500~1.1700ドル、ユーロ/円で179.00~182.00円とみている。
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