【FX突撃取材!】12月13日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
>>>竹内のりひろさんの有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】の詳細はこちら
それでは、2021年12月13日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■12月13日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週1週間の対ドルでの主要通貨の騰落は、上昇通貨は上位より豪ドル(+2.47%)、カナダドル(+0.91%)、NZドル(+0.74%)、ポンド(+0.29%)、ユーロ(+0.04%)と続いた。一方で下落通貨でも同様に円(-0.51%)、スイスフラン(-0.34%)と続く。原油先物価格が週間で8%の上昇、S&P500が史上最高値更新と金融市場のリスクセンチメントは改善している。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
今週は年内最後の中銀ウィーク。最大の注目は米国で、FOMCが16日(木)日本時間午前4時00分に終了、パウエルFRB議長が会見にのぞむ。
1.声明文からの"transitory"(一時的)という文言の削除
2.テーパリングの加速と早期(来年春)終了
3.ドットチャートの大幅上方修正が確実視されている
焦点は、パウエル氏の再任が先月発表され、FRBがタカ派に転換することで、為替市場でドル買いの流れが強まるかどうかだ。米国の2000年代、2010年代の利上げ局面では、為替市場でのドル買いは限定的で、特に後者では利上げ開始から利上げ終了までの期間、米ドル/円はむしろ下落している。ドル買いが進むのは利上げが織り込まれる時だけだ。今週のFOMCがタカ派に転じてもドル買いは限定的とみる。木曜朝の発表を待ちたい。米ドル/円で112.00~114.80円、ユーロ/米ドルで1.1200~1.1450ドル、ユーロ/円で127.00~130.00円を予想している。
(※節目となるテクニカルポイントについては有料メルマガにて随時配信中)
<米ドル/円 日足チャート>
※クリックで拡大します
<ユーロ/米ドル 日足チャート>
※クリックで拡大します
<ユーロ/円 日足チャート>
※クリックで拡大します
>>>竹内のりひろさんの有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】の詳細はこちら