【FX突撃取材!】10月18日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2021年10月18日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■10月18日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週1週間の対ドルでの主要通貨の騰落は、上昇通貨は上位よりはNZドル(+2.05%)、豪ドル(+1.55%)、ポンド(+0.98%)、カナダドル(+0.83%)、スイスフラン(+0.43%)、ユーロ(+0.22%)と続いた。一方で、下落通貨は円(-1.81%)のみとなりクロス円が大きく上げ幅を拡大、資源国通貨が主導するかたちで円独歩安の展開となっている。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
北半球の冬の到来を前にエネルギー価格、特に原油先物価格が約7年ぶりの水準まで上昇。一次産品の輸出比率が多い資源国の輸出採算の改善から資源国通貨の上昇相が目立つ。一方で、資源の乏しい日本は、原油は輸入に頼るばかりで交易条件は悪化する一方だ。ここにきて、日本の貿易収支が赤字に転じたことで、日々五月雨的に円売りが発生する構図に転換した。この需給転換こそが為替市場での中長期的な着地点を決定的にする要因で、このところの「円売り」はテーマとして分かり易い。先週、「米ドル/円」は約3年ぶりの高値である114.46円付近まで上げ幅を拡大したが、「米ドル/円」、クロス円共に引き続き押し目は買いだろう。ボラティリティから換算する今週のレンジは、米ドル/円で113.50~115.70円、カナダドル/円で91.50~93.50円、英ポンド/円で156.00~159.00円を予想している。
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<米ドル/円 日足チャート>
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<カナダドル/円 日足チャート>
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<英ポンド/円 日足チャート>
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