【FX突撃取材!】10月22日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、西原宏一さんの有料メルマガ『トレード戦略指令』の共同執筆者で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
既に西原宏一さんには、毎週水曜日と金曜日に電話取材させて頂いていますが、週初の戦略も聞きたいっ!と言うことで竹内のりひろさんにお願いしました。
>>>竹内のりひろさんも参加【西原宏一のトレード戦略指令】の詳細はこちら
それでは、2018年10月22日8時過ぎに竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■10月22日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週の為替市場は、欧州株が全般堅調に推移するなか、ユーロ/米ドルは先週16日(火)に週の高値となる1.1622ドルを示現した。その後はドイツのメルケル首相から「英国の合意なきEU離脱へ準備」、欧州連合の執行機関である欧州委員会が「2019年度のイタリアの予算案を拒否」を報じられユーロ売りが加速、先週19日(金)には週の安値である1.1434ドルまで値を下げた。同日金曜引け後には、米大手格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは、イタリアの格付けを投資適格ぎりぎりの「Baa3」に格下げした。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
イタリアの総合株式指数であるMIBは、年初来の高値から直近の安値まで下落率にして22.3%を記録した。通常株式市場では高値からの下落率で20%超えをベア・マーケット(弱気相場)入りと判断していることから、イタリア株はさらに下値を拡大する可能性が高い。イタリア国債も売られその金利水準は4年8か月ぶりの水準まで上昇している。薄氷のイタリアの予算案は修正が必至で、この先欧州委員会との対立の激化も想定される。週末にはドイツのヘッセン州で再度州議会選挙が予定され、メルケル政権は試練へ。こうした背景からユーロ/米ドル、ユーロ/円共に戻りは限定的とみている。一週間のボラティリティから換算する今週のレンジは、米ドル/円で111.50~113.00円、ユーロ/米ドルで1.1400~1.1600ドル、ユーロ/円で127.00~130.50円を予想している。
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