【FX突撃取材!】3月13日(月曜日)■竹内典弘氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内典弘さんは、西原宏一さんの有料メルマガ『トレード戦略指令』の共同執筆者で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
既に西原宏一さんには、毎週水曜日と金曜日に電話取材させて頂いていますが、週初の戦略も聞きたいっ!と言うことで竹内典弘さんにお願いしました。
>>>竹内典弘さんも参加【西原宏一のトレード戦略指令】の詳細はこちら
それでは、2017年3月13日11時過ぎに竹内典弘さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■3月13日(月)■竹内典弘氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
今週の主な焦点は以下の2点。
[1]まずは、FOMCでの政策金利発表。今週は日、米、英、スイス、ノルウェー、トルコの政策金利が発表されるが、この中で唯一変更が見込まれているのが米国。ただ、米国の利上げはほぼ織り込み済みという状況のため、利上げの発表後はセル・ザ・ファクトで反落するというが大方の予想となっている。しかし、政策金利発表の後の声明文やイエレンFRB議長の会見において、米ドル買い要因となるFRBの資産圧縮を巡る議論があるかどうかも重要。今後、利上げと資産圧縮で2重の引き締めとなる可能性もあるため、利上げの発表直後すぐにセル・ザ・ファクトで急落するとは限らない。
[2]そして、もう一つの焦点が欧米政治。3月15日(水)にオランダ下院選の投開票が行われる。極右・自由党(PVV)が、現在の12議席から大幅に議席を増やし、第1党となる可能性が高いが、連立協議は難航することが予想されており、影響は限定的と見ている。ただ、反イスラム、反EUを掲げる自由党の勝利は、フランス大統領選において極右・国民戦線(FN)のマリーヌ・ルペン党首には追い風となるだろう。
この他、先週ECBが政策金利を据え置きと発表して以降、マーケットではECBによる出口戦略が意識され始め、ユーロ/米ドルの堅調さにも注目したい。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
一週間のボラティリティから換算する今週のレンジは、米ドル/円で113.50~117.00円、ユーロ/米ドルで1.0600~1.0850ドル、ユーロ/円で121.00~124.50円を予想している。
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