【FXライター高城のFXで稼ぐ方法は勝者に訊け!】たぐゆーさん(その2)毎日ロンフィクまで見た

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今週は先週に引き続き、たぐゆーさんについてです。
⇒たぐゆーさん(その1)パチンコ⇒借金⇒月給2万円からの脱出
⇒たぐゆーさん(その2)毎日ロンフィクまで見た
■仕事とスキャルピングの両立
FXで負け続けた5年間のあと、たぐゆーさんはスキャルピングへの挑戦を決めたが、仕事との両立は容易ではなかった。
「朝は6時起床。3人いる子どもの支度を奥さんだけに頼るわけにはいかないので、自分も手伝いながら仕事へ向かう準備をして、7時半には会社へ到着します」
兼業トレーダーの定番といえばトイレなどでのスマホトレードだが......。
「野外での仕事でチャートを見られるような環境にはありませんでした。それでも一度だけ、スマホで仲値トレードしましたが10万円くらい負けて、もう二度とやらん!と」
■「リビングのノートPC」がトレード環境
帰宅は18時ころだったという。
「家に着いて、やっとチャートを開ける。ただ夕食をとったり家族と過ごしながらなので、ヘッドラインが飛んできたり、ラウナン(ラウンドナンバー。末尾が.00や.50の節目)に近づいたらトレードするような感じでした」
集中してトレードできるのは子どもが寝ついたNYダウオープン(22時半、冬時間23時半)からだったという。
■「ロンフィクまでは必ず見る」のマイルール
「そのあとは『ロンフィクまでは見る』と決めていました。どんなに疲れていてもロンドンフィックス(24時。冬時間25時)までは必ず見ようと」
実家へ帰省しているようなときは監視できないが、それを除けばロンフィクを見ずに寝たのは一度だけだったという。
「インフルエンザにかかったときだけはロンフィク前に休みました。雇用統計の日だったので、雇用統計までトレードしたところで奥さんから『いいかげん休んで』と言われてしまったので。それ以外は、FOMCなど深夜にイベントがあるときはロンフィクまでトレードし1時間ほど仮眠、FOMC前に起きてトレードして就寝、6時に起きる――そんな生活をずっと続けていました」
■睡眠時間と引き換えに得たもの
睡眠時間は犠牲にしたが、得られたメリットは大きかった。
「効果はめちゃくちゃあったと思います。経済指標であれば『最近はジョブレス(新規失業保険申請件数、毎週木曜日発表)が異様に動くから強気に攻めよう』とか、毎週見ていれば気づけます」
為替市場では、時間によって値動きのクセが出ることもある。
「そうした時間の傾向はかなり意識しています。昨日も途中まで50万円くらい負けていたんですが、時間の傾向を意識したトレードでどうにか±ゼロで終われました。そうした傾向に気がつけるのも、ずっと見ているからだろうと思います」
次回その3へ続く。
たぐゆーさんのコラムは全4回となっています。
⇒たぐゆーさん(その1)パチンコ⇒借金⇒月給2万円からの脱出
⇒たぐゆーさん(その2)毎日ロンフィクまで見た
⇒たぐゆーさん(その3)10/17(金)公開予定!
⇒たぐゆーさん(その4)10/24(金)公開予定!
【プロフィール】
たぐゆー(@taguyuFX)さん
専業トレーダー。2018年にFXを始めるも、情報商材に騙されるなど5年間は鳴かず飛ばず。2023年、ナナキFXさんのYouTube配信をきっかけにスキャルピングへスタイルを転向。初月からプラスとなるなど順調に収益を伸ばし、2025年9月までの収益は9500万円。noteの記事『最短で100枚に行く』はXで話題に。