【FXライター高城のFXで稼ぐ方法は勝者に訊け！】たぐゆーさん(その4)｢伸るか反るか｣の全ツッパトレード
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今週も先週に引き続き、たぐゆーさんについてです。
⇒たぐゆーさん(その1)パチンコ⇒借金⇒月給2万円からの脱出
⇒たぐゆーさん(その2)毎日ロンフィクまで見た
⇒たぐゆーさん(その3)防御力高めの厳選派
⇒たぐゆーさん(その4)｢伸るか反るか｣の全ツッパトレード
■その日の利益を賭けた大勝負
防御力重視のスタイルで駆け上がってきたたぐゆーさん。普段からエントリーと同時に逆指値注文が自動発注されるよう設定しているという。
「8～10pips離した場所です。もちろん逆指値にかかる前に自分から損切りすることがほとんどです。逆指値を使うとすれば――」
そう言って、たぐゆーさんが教えてくれたのは、「守り」をかなぐり捨てた意外なトレード方法だ。
「ただ、その日に10pips以上の利益があり、なおかつ強いトレンドが出ていてボラティリティの高い場面であれば、『逆指値にかかるか、10pips取るか』のローソク足１本勝負をすることがあります」
たぐゆーさんがパチンコに興じていたころを想起させるような「伸るか、反るか」の大勝負だ。
■全ツッパトレードの発動条件
「普段からやることではありませんが『ブレイクを狙ったのに反発、2pipsほどの含み損を抱えてしまったが、このブレイクは絶対に伸びるはず......！』といったとき、ついやってしまいます。逆指値にかかる覚悟で、1分足が伸び切るまで利益を伸ばすトレードです」
全ツッパトレードが発動するのは、たとえばこんな条件がそろったときだ。
①今日は10pips以上勝っている
②足もとでは強いトレンドが出ていてボラティリティも高い
③ブレイクすれば大きく伸びそうなラインに到達
④ラインをブレイクしたのに伸びずに含み損を抱えた
※クリックで拡大します
■「死に場所」で全ツッパする
「本来は建値まで戻ったときに切るのが正解だと思いますが、含み損に耐えたストレスを発散したくて大きな利益を取りにいきます。パチンコでもよく『全ツッパ』（全力での勝負）していたので、自分の養分らしさが出たトレードです（笑）
たぐゆーさんいわく、全ツッパする場所は島倉千代子さんの「死に場所」と近いかもしれない、とも。
「通常のトレードとはかけ離れているので、あまりやるべきではないですが、自分の収支の柱のひとつになっています」
次回その5へ続く。
たぐゆーさんのコラムは全5回となっています。
⇒たぐゆーさん(その1)パチンコ⇒借金⇒月給2万円からの脱出
⇒たぐゆーさん(その2)毎日ロンフィクまで見た
⇒たぐゆーさん(その3)防御力高めの厳選派
⇒たぐゆーさん(その4)｢伸るか反るか｣の全ツッパトレード
⇒たぐゆーさん(その5)10/31(金)公開予定！
【プロフィール】
たぐゆー(@taguyuFX)さん
専業トレーダー。2018年にFXを始めるも、情報商材に騙されるなど5年間は鳴かず飛ばず。2023年、ナナキFXさんのYouTube配信をきっかけにスキャルピングへスタイルを転向。初月からプラスとなるなど順調に収益を伸ばし、2025年9月までの収益は9500万円。noteの記事『最短で100枚に行く』はXで話題に。
