【FXライター高城のFXで稼ぐ方法は勝者に訊け!】たくしあげ所長さん(その4)配信で手法をラーニング
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毎週金曜日にお届けします!!
今週は、たくしあげ所長さんについて最終回です。
⇒たくしあげ所長さん(その1)生涯収支+10億円を達成
⇒たくしあげ所長さん(その2)FX配信で学んだこと
⇒たくしあげ所長さん(その3)自らも配信し飛躍へ
⇒たくしあげ所長さん(その4)配信で手法をラーニング
■FX配信で手法を「ラーニング」する
たくしあげ所長さんは動画やちょっとしたツイートなどをヒントに手法を学ぶことに長けている。自分よりずっとキャリアの浅いナナキさんのYouTube配信からも貪欲に手法を学んでいた。
「手法はいつも二の矢、三の矢を探しています。ずっと昔、高金利通貨が強い時代にはNZドルが落ちたら拾って長期間持っていたこともあります。資金効率が悪いのでやめてしまいましたが......。短期間でのトレードで取引数量を増やしたほうが資金効率はいいですし、その究極がナナキさんのような秒スキャです」
■数か月保有するトレードも
115円から150円へと駆け上がった2022年の円安相場ではブレイクを狙ったスイングトレードにも挑戦した。
「ああいう相場だと、レンジ手法やスキャルピングでは大きく取れない。ファンダメンタルズ要素を見ながら長く持って値幅を狙っていくことにも挑戦しました。2023年も日米金利差があり、円買いポジションもふくらんでいたので長く持ちました。年前半は苦しみましたが、150円まで持ち切って決済しています」
使う矢の数は増えても、レンジ相場を得意とするのは今も昔も変わらない。
「米ドル/円のボラティリティが高すぎると落ち着かないし、『レンジを抜けると困る人』というのは変わりません。日々のトレードでは『抜けない』と仮定して『どこで反発するか』を考えながら取引しています」
■その日の展開を予想しレンジで取引
数分から数十分くらいのデイトレードだ。
「トレード時間は以前より長くなってきました。取引数量が多いため秒スキャだとFX会社に負担をかけてしまうし、短くても数分、数十分くらいは持っています。「今日であれば『NY市場が休みだし、明日が雇用統計なので仕掛ける人も少ないだろう、動くとすればニュースが出たときくらい、なにか出たらついていけばいい』くらいに考えて取引していました」
「朝のレンジを仲値後に下抜けてから戻ってくるところで買って数pips上で利食い、落ちてきたらまた買ってと取引していました。利幅は小さいですが、3000万通貨ほどのロットでカバーしています。順方向にブレイクして伸びてくれたら自分が反対ポジションを持ちたいと思うまで2日、3日と持ち越すこともあります」
■FX配信をトレード見直しのきっかけに
たくしあげ所長さんが最初期から見続けてきたFX配信は今、数も増え、本当に勝っている人の配信も目につくようになってきた。
「今は数多くの配信者さんがいます。自分のお気に入りや相性の合う配信者さんがきっといるので、いろいろな放送見てみてください。自分のトレードを見直すきっかけになると思います」
たくしあげ所長さんが10億円を稼ぐ源泉となったFX配信は勝ち方、そして負け方を学ぶ最良の教科書となる、ぜひ覗いてみてほしい。
たくしあげ所長さんのコラムは全4回となっています。
⇒たくしあげ所長さん(その1)生涯収支+10億円を達成
⇒たくしあげ所長さん(その2)FX配信で学んだこと
⇒たくしあげ所長さん(その3)自らも配信し飛躍へ
⇒たくしあげ所長さん(その4)配信で手法をラーニング
【プロフィール】
たくしあげ所長さん
2007年に株式投資を開始し、FXへ。ニコニコ生放送でのFX配信をきっかけにして収支が好転。2016年に会社を退職し、専業トレーダーに。今年、生涯収支+10億円を達成した。レンジを想定したデイトレードやスキャルピングなどを得意とする。FX配信ウォッチャーとして数多くの配信者を見てきただけでなく、自身もYouTube「たくしあげch.」で不定期に配信を行なう。