【FXライター高城のFXで稼ぐ方法は勝者に訊け!】たくしあげ所長さん(その1)生涯収支+10億円を達成
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今週から、たくしあげ所長さんについてのコラムが始まります。
⇒たくしあげ所長さん(その1)生涯収支+10億円を達成
⇒たくしあげ所長さん(その2)FX配信で学んだこと
⇒たくしあげ所長さん(その3)自らも配信し飛躍へ
⇒たくしあげ所長さん(その4)配信で手法をラーニング
■FX手法も「歴史は繰り返す」
「私なんかは15年ほどの経験しかないですが、それでも『歴史は繰り返す』と感じます。FXの手法にも流行り廃りがあり、『ブームがピークに達すると通用しなくなる』という歴史を繰り返してきました」
そう振り返るのは2007年からFXに取り組み、これまでに10億円を稼いだ、たくしあげ所長さんだ。
「2007年ころ盛り上がっていたのはスワップ投資でした。やがて円安が天井を付けるとともにスワップ投資は停滞していきました」
■FX配信ブームを牽引した6億円トレーダー
たくしあげ所長さんがFXを始めたのは、そんなころだった。
「当時は『ポジションを数日握って大きなトレンドに乗る』というのが当たり前の時代でした。そういう勝ち方しか伝わっていなかったし、自分も『それがFXの勝ち方なんだ』と思い込んでいました」
トレンドフォローのスイングトレード、FXの「王道」とされる手法だ。
「ところが実際にやってみると、資金は増えたり減ったり。思うように増えませんでした。そんな時期に始まったのがニコニコ生放送です。ニコ生を使ってFX配信する人も出てきて、自分もよく見るようになりました」
FX配信を見る人も多いだろうが、FX配信の第1次ブームが2010年ころ。その象徴となったのが、10万円の資金をわずか3か月で6億円まで増やしたGFFさんだ。
■「FXの負け方」をリアルに見たことが転機となった
「当時、GFFさんが行なっていたのはRSIにトレンドラインを引くデイトレード。それで大勝ちする様子を配信したんです。そういう人が出てくると流行りますよね」
GFFさんは、その後、大きな損切りを経験することになる。
「ロスカットの場面も見ていました。たしか英ポンド/円を1万枚以上持っていました。彼が自分で損切りしないことはわかっていたので、大口に狙われたんです。ロスカットが執行された瞬間、30pipsくらい飛んだ記憶があります」
GFFさんはこのロスカットで3億円を失い、その後、資金を10万円まで減らしたところで表舞台から姿を消した。
「GFFさんにかぎらず、他人のトレードを見られる機会は、それまでありませんでした。心の叫びが聞こえるし、なにをやったら負けるのか、負け方がリアルに見られる。それが大きな転機となりました」
たくしあげ所長さんの収益が大きく変わるきっかけとなったのはFX配信だった。どう変わったのか、聞いていこう。
たくしあげ所長さん(その2)へ続く。
たくしあげ所長さんのコラムは全4回となっています。
⇒たくしあげ所長さん(その1)生涯収支+10億円を達成
⇒たくしあげ所長さん(その2)FX配信で学んだこと
⇒たくしあげ所長さん(その3)自らも配信し飛躍へ
⇒たくしあげ所長さん(その4)配信で手法をラーニング
【プロフィール】
たくしあげ所長さん
2007年に株式投資を開始し、FXへ。ニコニコ生放送でのFX配信をきっかけにして収支が好転。2016年に会社を退職し、専業トレーダーに。今年、生涯収支+10億円を達成した。レンジを想定したデイトレードやスキャルピングなどを得意とする。FX配信ウォッチャーとして数多くの配信者を見てきただけでなく、自身もYouTube「たくしあげch.」で不定期に配信を行なう。