【FXライター高城のFXで稼ぐ方法は勝者に訊け!】不屈のリラ侍さん(その1)徹頭徹尾トルコ売り!
ガチンコFXの人気コンテンツ【FXライター高城のFXで稼ぐ方法は勝者に訊け!】が羊飼いに移植!
毎週金曜日にお届けします!!
今週から、不屈のリラ侍さんについてのコラムが始まります。
⇒不屈のリラ侍さん(その1)徹頭徹尾トルコ売り!
⇒不屈のリラ侍さん(その2)エリオットでトレード
⇒不屈のリラ侍さん(その3)1取引550万円の利益に
⇒不屈のリラ侍さん(その4)トルコリラの長期ターゲットは
■トルコリラオフ会の異分子
「トルコリラオフ会に誘われたんですが、最初は『行かれへんわ』って断ったんです。ショーター(売り手)は敵視されると思ったので。二次会だけ参加すると、僕以外は買っているか買っていたか、基本ロング目線の人ばかりでした」
そう振り返るのは買い手が圧倒的なトルコリラ/円で積極的に売りを仕掛ける、不屈のリラ侍さんだ。
「FXでは逆のポジションを持っているからといって敵ではないよ、と。本当の敵は、スプレッドをパカッと広げたり、ストップを狩ったりするFX会社なんだよと、しきりに言ってるんですけどね」
■2度の退場経験
リラ侍さんがトルコリラ売りにこだわるのはもちろん「ロンガー憎し」ではなく正当な理由があるのだが、まずはその投資歴から聞いていこう。
「FXの以前には株をやっていました。もともと大学を出ていないもんで、仕事だけでは将来に不安があったんです。投資に首を突っ込んでみようかと思ったのが20歳のころ。仕手株で儲けた時期もありますけど、リーマンショックの最初のころ、全力投資していた小型株が上場廃止になり、儲けは全部溶かしました」
株から撤退して始めたのがFXだった。
「ところがアベノミクスでまた退場してるんです。アベノミクスがまだ初動のとき、ユーロ/円をショートして捕まって毎日、追証を入金していました(笑)」
怒涛の円安の前にはいくら追証を入れても追いつかず、強制ロスカットへと追い込まれた。
「200万円くらい損しましたかね。働いて稼いだ200万円だったので痛かったです」
リーマンショックでの買い、アベノミクスでの売りと逆バリでここまでに2度の退場を経験した。
■「4万円チャレンジ」で150万円に
「退場した直後は懲りるんです。投資なんてもうやめや!って。でも、やっぱり気になるからチャートは見てしまうし、トレードしてしまう。けど、同じ失敗はできないですから、違う作戦はないかと探していました」
名前の通り、不屈の心で再起を図った不屈のリラ侍さん。新たな武器を模索する日々の中、行なったのが「4万円チャレンジ」だった。
「2016年ころですね。1ロット(1万通貨)をギリギリ打てる4万円だけ入れて、いくらまで増やせるだろうかと挑戦したんです。それが数か月で150万円になりました」
何が覚醒させたのか。その秘訣を聞いていこう。
不屈のリラ侍さん(その2)へ続く。
不屈のリラ侍さんのコラムは全4回となっています。
⇒不屈のリラ侍さん(その1)徹頭徹尾トルコ売り!
⇒不屈のリラ侍さん(その2)エリオットでトレード
⇒不屈のリラ侍さん(その3)1取引550万円の利益に
⇒不屈のリラ侍さん(その4)トルコリラの長期ターゲットは
【プロフィール】
不屈のリラ侍さん
自営業のかたわらスウィングトレードを行なう。1998年に株式投資を開始し一時は600万円程度まで増やすもリーマンショックで退場。FXへと転向するがアベノミクス円安で逆張りし再び退場する。その後、エリオット波動分析をもとに方向の明確な通貨ペアに特化するスタイルへと転換して開眼。近年はトルコリラ/円の売りにほぼ特化する。